2017年3月20日(月)、「国際幸福デー」の午後12時から、熊本市国際交流会館で、27名参加でWPPCを開催しました。私達の同志の一人の情熱と発案に始まり、熊本の震災復興を応援したいという趣旨で、全国の仲間が賛同して行われました。地元、熊本の方々も参加くださり、「みなさまから、勇気をいただきました。」との感想をおっしゃられていました。北は北海道から、関東、岡山、福岡、熊本、宮崎、長崎まで、日本全国から参加してくださいました。
WPPSが賛同する国際幸福デーは、2012年に国連が採択し、人類の持続可能な発展、貧困撲滅、幸福の追求のためには、より公平でバランスの取れた成長が必要だと、国民総幸福量(GNH)を国民総生産(GNP)よりも重要とするブータンの提唱により実現された日です。セレモニーを通じて、震災で大きな被害を受けた熊本のみなさまに、少しでも早く幸福な生活に戻っていただけるよう、また熊本に始まり、世界中の人々が地球全体の幸せに向けて努力するよう意識をシフトしてくれることを願いつつ、この日をWPPCの日に選びました。
NPO法人インターナショナル世界平和の響き
アルゼンチンの合気道場にピースポール建立
カテゴリー:ピースポール
私は、南米アルゼンチン、パタゴニア地方のプエルト・マドリンという人口10万人ほどの小さな港町に住んでおります。この度、日本から訪ねに来てくれた私の友達、Sさん、Yさんと一緒に、この街、第1本目のピースポールを建てさせて頂きました。建てさせて頂いた場所は、合気道が大好きで、この街のアルゼンチン人に合気道を教えている、ホルヘ・オルベイラさんの合気道道場です。我が町にもピースポールが立ち、たいへんうれしく思っております。アルゼンチンでもピースポールが増えていくことを願っております。(A.H)
2016年9月25日、国連が世界によびかける国際平和デーに呼応して、京都の石清水八幡宮にて、三年連続となる、世界各国の平和の祈りのフラッグセレモニーを開催させていただきました。
平成28年2月に本社10棟が国宝に指定されたこの神社は天皇家とも縁の深い大変格式が高い素晴らしい神社です。ご来賓の皆様を始め、この行事に携わるボランティアスタッフや参加者の皆様の姿からも気品を感じました。
まず、最初に正式参拝を行いました。正式参拝とフラッグセレモニー、この両方をさせていただいたことで、世界平和に対する私達の貢献は、相乗効果を上げられたように感じました。
そして、フラッグセレモニーの前に、全国の神社本庁の総長を務めておられます石清水八幡宮田中恆清宮司が大変ご多忙の中をお越しくださり、お話を賜りました。またこのような平和を祈願する行事が行われることをお喜びくださいました。
それから、続いて4名のご来賓
石清水八幡宮 禰宜 西 中道(にし なかみち)様
比叡山延暦寺 総務部長 副執行 獅子王圓明(ししおう えんみょう)様
元高野山密教文化研究所所長 中村本然(なかむら ほんねん)様
西日本霊性センターイエズス会聖ヨハネ研修センター神父 アレックス様(Alex Varickamackal,S.J.)にお話しを賜りました。
西様は、まだまだ世の中に紛争が絶えないので、私たちは祈り続けなければならないというお話と、石清水八幡宮にイエズス会の宣教師ルイス・フロイスが訪れたという記録が残っていることを教えてくださいました。
比叡山延暦寺の獅子王様は、アッシジの精神を継承すべく始められた比叡山宗教サミット「世界平和祈りの集い」を毎年8月4日に開催していること、ワールドピースプレヤーソサエティ(WPPS)の西園寺昌美会長も2回参加されたことをお話しくださいました。そして、その行事が来年30周年を迎えるにあたって、ローマ法王をご招待しお返事を待っていると続けられました。また、ローマ法王もご参加された30周年を迎えたアッシジ世界平和の宗教対話集会に、延暦寺からも参加されたそうです。
比叡山宗教サミットの歴史:http://www.tendai.or.jp/summit/history/summary00.html
中村本然様は、まず、石清水八幡宮も比叡山延暦寺も高野山も昔は一緒にいるのが当たり前の状況であったとお話くださり、西様、獅子王様と三人がステージ中央で並んでお立ちになりました。中村様はこの日のために世界平和を願うお祈りを20万回なさったそうです。
アレックス神父様は、「己の心と調和し、他者と調和し、自然と神と調和することが大切であり、自然界と私たちは、各自の心に内在している神を通じてつながっている」というお話をしてくださり、サンスクリット語のいつでもどこでもできるシンプルな平和の祈り言葉を教えてくださいました。
このように、異なる宗教宗派のご来賓の方々による有難いスピーチによって、古(いにしえ)からの深い縁(えにし)を知ることができました。またその皆さまが、フラッグセレモニーにて、この時期に手を携えてご一緒に、国旗を掲げて世界各国の平和を祈って下さったことに、深い意義と感動を感じずにはいられませんでした。
そして、フラッグセレモニーは、神聖な神社の厳粛な雰囲気の中執り行われました。世界194カ国とその他の地域を代表する気持ちで、神前にて一カ国ずつ国旗を掲揚し、心の籠った世界各国の平和の祈りとなりました。
こんな素晴らしいことが他にあるだろうか?と思うぐらい感慨深いものでした。
このように多種多様な方々が、一つの目的である地球人類の平安と世界各国の平和の祈りを、世界に向けて発信されている尊いお姿は、見たことが無いほど素晴らしいものでした。
この『石清水八幡宮 世界各国の平和の祈り』は、
神道の神々様、
イエス・キリスト様、
高野山の弘法大師(空海)、
比叡山延暦寺の伝教大師(最澄)も、
世界人類が平和になってほしいと願ってらっしゃるような気がしました。
これからも、益々、《宗教宗派関係無し、宗教の有無、関係無し、人種・国籍・性別・年齢関係無しで》、この運動が広まれば、この上ない喜びです。
これからも、世界各地でこのような人類愛のセレモニーが開催され続けるよう働きかけて参りたいと思います。
世界人類が平和でありますように
W.Y.
2017年1月4日からスリランカで平和活動を行いました。コロンボから車で片道5時間ほどのアヌーラダプラには、2300年前にインドのブッダガヤから分け木をされた菩提樹がいまも生き生きと生き続けています。その菩提樹は2500年前にお釈迦様が悟りを得られた時に、暑い日差しから守ってくれたと言われています。その菩提樹がインドから運ばれた頃に創建された寺院『スリマハボディビハレ』に卓上PPを贈呈しました。またその往復に立ち寄った休憩所やレストランにもピースドール、卓上ピースポールを差し上げ「平和が必要なスリランカに平和のメッセージを伝えてくれてありがとう」と感謝の言葉をたくさんいただきました。F.K
2017年12月、約6年ぶりに久しぶりにイスラエルを訪れました。まずテルアビブから北上し、ハイファのステラマリスカルメル修道院へ。次に18年前から何度か平和交流をさせていただいている、ユダヤとアラブの共同体「ネベシャローム」、ユダヤ人とアラブ人が共に学ぶ「ハンドインハンド」を訪問。また、シリアの国境ゴラン高原まで赴き、シリア、レバノン、ヨルダンの平和を祈りつつ、修道院や共同体、近くのワイナリーに卓上ピースポール、ピースドールを贈呈。クリスマス直前のナザレやベツレヘムでも平和のギフトに神父様、シスターたちも喜んでくださいました。F.K