2017年6月8日から11日まで、台湾と中国/厦門(アモイ)での平和活動を行いました。
前回の台湾での活動の際、台湾から中国大陸まで1時間足らずで渡れると聞きました。地図を見ると、台湾から近い中国大陸は「厦門」(アモイ)でした。厦門なら成田から直行便がありますが、台湾の知人から「一度日本から台湾に入り、台湾から厦門に行くといいですよ。というのは、かつては敵同士だった地へ、平和のために渡ることに意義があると思います」とアドバイスをもらい、計画を進めました。
1日目は台北市内での平和活動です。漢方薬で有名な「油化街」にある「台北霞海城隍廟(タイペイシアハイフォアンミアオ」という寺院に卓上ピースポールを贈呈しました。卓上ピースポールとピースドールは神仏に捧げられる供物の間に、恭しく供えられました。ちょうど年に一度の大祭の日で、大勢の信者たちが参拝に訪れていました。
2日目は、2つの地の間の海峡を眼下に「台湾が平和でありますように、中国が平和でありますように」と祈りながら、厦門に到着しました。まず厦門の南海岸にある五老峰という山の麓にある唐代の名刹「南普陀寺(なんふだじ)を訪問。観音菩薩を主として供養する千年古刹です。浙江省の普陀山の南にあるため、南普陀寺と称される。福建省南部ひいては中国全国にも有名な寺院です。卓上ピースポールとピースドールは参拝者が最初に訪れる執務室に供えられました。
最終日は「コロンス島」で活動しました。コロンス島(鼓浪嶼)はアモイ島の西南部に位置し、対岸のフェリー乗り場(中山商業区にある)との距離は1キロにも足りません。面積は1.78平方キロメートルで、定住人口は2万人です。この島には中国内陸部に住む、海を見たことのない中国の人々が1日3-5万人が訪れるそうです。
コロンス島は音楽の聖地で音楽にたけた人材を多数輩出し、単位面積あたりのピアノの保有台数は中国一で、ピアノの島」「音楽の島」とも呼ばれています。ピアノ博物館に卓上ピースポールを贈呈した際、スタッフの女性が「平和と感謝のお礼です」と、見事なピアノの演奏をしてくださいました。大勢の来館者も、思いがけないピアノの演奏に大喜びで、ピースドールに感激していました。この他、行く先々で出会った人々にピースドールを贈呈し、喜ばれました。(YT)
韓国・北朝鮮の国境にピースポール建立
カテゴリー:ピースポール
大韓民国の国境平和学校の校長、ピーターさんは、朝鮮戦争が勃発した6月25日前後の約一週間を毎年韓国と北朝鮮を分断している非武装地帯(DMZ)を歩いています。
非武装地帯(DMZ)は7つの区間があり、第6区間にある板門店、第4区間/鉄原の平和プラザや国境平和学校には何度も平和活動に訪れていますが、今回はピーターさんに誘われて、一番東側の第1区間に行くことになりました。
6月22日、私たちは空港から4時間の国境に宿泊し、翌日途中の万海村(マネムラ)で彼と合流し、非武装地帯第一ゾーンへと向かいました。雪岳山ふもとのジンブリョン峠には、朝鮮戦争に参戦した6か国の兵士たちの鎮魂のための墓碑/公園があります。最終日6月25日朝4時、朝鮮戦争が勃発した日時に合わせて大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国の平和を祈り、その一画にピースポールを建立しました。このあたり一帯は当時の地雷がまだ埋められたままになっているそうです。
その後、韓国の最北端・高城(コソン)に向かいました。コソンのさらに北には地図上では国境右端の第一ゾーンにある高城統一展望台があり、そのすぐ向こうは北朝鮮です。海岸沿いには、金日成の別荘もあり、受付の方に卓上ポールとピースドールを贈呈しました。 この他、リゾートホテル(宿泊先)、高城の食堂、禾岩寺(ファムサ)、ソウルのカトリック明洞大聖堂などで平和活動を行いました。(F.K)
秋晴れの爽やかな青空の下、鎌倉から世界に向けて、世界平和の響きを響かせることができました!スタッフは、鎌倉や横浜の方々も含めて、16名、WPPCに参加してくださった方々は、50名超になりました。多くの外国の方々や、地元の子どもたちも、楽しそうに各国の国旗を掲げて、各国と世界の平和を祈ってくれました。
茨城県から来ていた小学校の児童と先生は、「今日は国際平和デーなんですね、いい日に平和のイベントに参加できて良かったです。」と言ってくださいました。参加された外国人の方々には、英語の説明文を見せて、参加方法の説明をして、参加を促しました。また、参加された方々やまわりで見ていた人々に、平和の想いと、日本の文化を広めるために、手作りの折り鶴などを無料で配布しました。 (インターナショナル世界平和の響き)
2017年10月28日(土)に開催された「第2回WPPC南大沢・アースデイ」は、大成功でした!
小雨がちらつき始め、10数組集まり始めたマーケットの参加者は衣類をかたづけ始めました。 ステージは予定通りでしたが、気づくと皆様がピッチを上げ私達は12時55分開始の予定が、12時30分開始になりそうで、 慌てて、オーディオ付近の人たちと打ち合わせて、私達だけ、予定していたインタビューを入れてもらいました。
それが素晴らしい場面になり、一同、感動でした。出演者の一人の女性が、素晴らしい反応の受け答えをして下さり、 一言一句、若者に響く言葉で、私たちのメッセージを大きな声で、伝えてくれました。歩行者など沢山の人には届いたと思います。大感動でした!トルコの方がニコニコしてずっと見ていて参加して、もう一人の方は写真を撮られていました。 (インターナショナル世界平和の響き)
岡山市立京山中学校、総合文化発表会でのユネスコ教室
カテゴリー:ピースセレモニー
9月29日、岡山市立京山中学校、総合文化発表会でのユネスコ教室の中で「193ヶ国のフラッグを使って世界にピースメッセージを発信しょう!」というタイトルでフラッグセレモニーを行いました。30分単位のワークショップとして3回行い、トータルで80名の中学生が193ヶ国のフラッグを一国ずつ掲げながら、その国の「平和」を各国の言語で発信し、皆でMay Peace Prevail on Earthを力強くさわやかに唱えました。
京山中学校では、岡山ユネスコ協会の池田満之副会長が京山中学校同窓会長であることから、同窓会による発表枠の内として、ユネスコ教室が行われています。そのユネスコ教室の枠で岡山ユネスコ協会に所属する平和の樹としてWPPCを行いました。
ユネスコ教室(ワークショップ)は、私たちの他に2つあって、参加者が交代で、30分単位の各ユネスコ教室(ワークショップ)に参加しました。参加者は1回あたり20~30名くらいです。
各回では、メッセージを発信する意味とやり方を説明、193ヶ国のフラッグを一国ずつ掲げながら、その国の「平和」を各国の言語で発信し、最後に全員で感想をシェアしました。
9月9日~23日に岡山県・市両教育委員会の後援、岡山市と岡山ユネスコ協会の共催を頂き、ピースフェスティバルを開催しました。
9日に岡山シンフォニーホールにて14組のアーティスト達による「愛と平和」をテーマにしたピースコンサートを実施。倉敷児童合唱団による各国の国旗を用いたパフォーマンスもあり、会場は優しく温かい音色に包まれ、約300名が未来への希望と共に平和を願う心を一つにしました。
21日に笠岡諸島北木島にて、国際平和デーに合わせてWPPCを実施。絶好のお天気の青空下、青い海を前に行ったセレモニーで世界の繋がりを感じました。
23日最終日には、石山公園にて、ミニピースコンサートとWPPCを実施。ミニコンサートで会場が一体となった後、県内外からの参加者80名で世界194ヶ国の国旗を掲げ祈るセレモニーを行いました。通りがかった、台湾とトルコの方も笑顔で参加して下さいました。
フェスティバル最後は、各国の国旗を一人一人が手に持ち「平和でありますように」の歌声とともに44年目のピースパレードを表町商店街で行いました。今年もピースフェスティバルを通じて多くの方々と心を一つにして、岡山から平和の祈りを世界に発信しました。(平和の樹)
2017年8月、フィリピンのミンダナオ島を訪れ、3つの小学校で平和活動を行いました。
14日は、バタサン小学校の400人の子どもたちと先住民のチーフ、マキララ地区の区長、校長、PTA会長、NPOの代表、その他地域の人々とセントラルパークにて、7mの大型ピースポール建立式、フラッグセレモニーを行い、ピースドールを贈呈して喜ばれました。7mの大型のものは、地元の人々の注目を集め、恒久的なものを建てたいと思ったことが動機でした。フィリピン最高峰のアポ山の麓に、コンクリートで地下の基礎工事から始め、7メートルのピースポールを建立したものです。
6月には戒厳令が発令され、社会的に不安定な中での平和活動でした。この地域は先住民とキリスト教系の住民が半々の割合であり、まだまだ衝突が絶えないのが現実です。
特注ピースポールの正面には、先住民の言語で「フィリピンが平和でありますように」と表記しました。フラッグセレモニーでは、参加者全員で、フィリピンと世界の平和を祈りました。
15日は、キダパワンシティのキダパワンシティ小学校(モデル校)で1600人の児童と共にフラッグセレモニーを行いました。次回訪問の際もセレモニーを行うことを約束してきました。時間の関係で、記念撮影は2クラスのみでした。
16日は、同市のラナオ中央小学校で、800人の児童と共にフラッグセレモニーを行いました。学校側が、今回のピースセレモニーの告知ポスターを製作して、学校正面にポスターを掲げてくれていました。学校側の配慮にとても感動しました。政情が不安定な中、参加者全員が一丸となって世界各国の平和を祈ることができました。
O.A & O.H