冬至の日のリレーWPPCへのご協力をいただきまして、誠にありがとうござい
ました。今回は国内から67箇所、117名の方に、また海外は5カ国から
ご参加いただきました。ご協力に心から感謝申し上げます。
次回は3月21日(水)春分の日です。世界中の仲間がWPPCをリレーしなが
ら、この日一日、世界を平和の波で包みます。午前0時から24時間の間で、1回30
分以内で行ってください。個人でもグループでも結構です。次回もぜひご協力を
よろしくお願いいたします。(報告3月31日(土)必着)
ミュンヘンオフィス ウェブサイトリニューアル
カテゴリー:その他
この度ミュンヘンオフィスでは、公式ウェブサイトをリニューアルし、スマートフォン対応仕様にしました。(2017年12月)デザインは今風な感じにかっこよく仕上がりました。ピースポールやWPPCなど各プロジェクトのページには写真のスライドを追加し、ブログとピースギフトのページ、ビデオのページなどの新企画もあります。学校での活動記事は別ページを設ける予定です。
☆例、写真がスライドするピースポールのページ
最大の特徴は、トップページに「どのようにMay Peace Prevail on Earthのメッセージを広めていますか」というメッセージコーナーを新設することです。このコーナーは、定期的に更新する予定です。また簡単なクイズなども載せて、盛り上げていきたいと考えています。ブログでは、五井平和財団の動向についても取り上げていきたいと思っています。益々ヨーロッパにMay Peace Prevail on Earthのメッセージが広まりますように
ワシントンD.Cのリンカーン・メモリアルで9月23日に行われたマーチ・フォ・シビリティ(礼節への行進)のイベントで、WPPSスタッフが全米50州のフラッグセレモニーを行いました。
この場所は、非暴力運動を訴えたマーティン・ルーサー・キングJrが「私には夢がある」という有名なスピーチを行った場所で、全米が人種差別と政情に揺れ動く中、互いに対する敬意と平和を訴えるこの行事の意義は大きく、警察の代表や、ネイティブアメリカン、肌の色や人種を超えた様々な団体が多数参加しました。
フラッグセレモニーでは、銃撃事件やテロなどにも触れながら、各州の平和を祈っていき、最後にネイティブアメリカンの部族連合の旗が掲げられました。この模様は、ケーブルテレビのC-SPANで全米放送されました。
9月21日の国際平和デーには、ちょうど日本からダウジングのグループが来て滞在していましたので、このグループにWPPSについて説明しながらWPPCを一緒に行いました。また世界各国の平和を祈りながら、ピース・ヘンジを一周しました。ダウジングとは、金属の棒や振り子を使って、地下水脈や鉱脈などを探す手法です。同グループは地元ダンフリーズに、ダウジングの研修のために来訪していました。
WPPCでは、世界各国の人々の平和を祈ると共に、難民や困難な状況に置かれた人々の幸せを祈りました。ダウジングのグループの方は、フラッグセレモニーをとても楽しまれた様子でした。またピース・ヘンジを巡り、世界各国の平和を祈りました。敷地のダウジングをした結果、地下水脈が見つかりました。
今年の国連国際平和デーのテーマは、「平和の為に共に(立ち上がろう): 尊敬、安全、尊厳を全ての人に」で、国連本部ビルの小ホールで開催された学生対象の記念行事には、合計700人の高校生と大学生が参加しました。またコロンビアのボゴタにあるPKOに集った現地の学生が、衛星中継でつながって参加しました。
国連事務総長のグテレス氏は、国際平和デーは特別な意義があり、若者達には、自分達の世代に出来なかった平和への貢献と活躍を期待していると述べ、また自身が10年間務めた国連難民高等弁務官としての仕事について語りました。また学生との質疑応答を楽しみ、学生からの提案に耳を傾けました。
国連平和大使のジェーン・グドール氏は、私達が自然界に対して行っている戦争行為をやめなければならないと伝え、若者達の活躍に期待を寄せました。難民に関するアニメーションフィルムが二本上映され、ボゴタの若者の平和プロジェクトの発表が行われました。
最後にWPPS提供の平和の鐘が鳴らされ、スクリーンには鐘に銘打たれたMay Peace Prevail on Earthが大きく映し出されて、黙祷が行われました。
国連本部での学生対象行事の後、国連チャーチセンターにて、国連の宗教NGOの国際平和デーの行事が開催されました。Together For Peace(平和のために共に)と銘打たれたこの行事は、メソジスト教会連合の女性の会が中心となって行われ、WPPSも参加しました。
今年の学生行事は、バーモント州の難民受入れグループが、48人の難民の学生を本行事に参加させました。またUNITEというNPOのプログラムに参加している学生たちは、人権、環境持続性、アート、人種差別反対などの分野でユニークな活動を紹介してくれました。
難民グループは、学生主体で作ったザ・チェンジという短いビデオを上映しました。内容的には、愛、つながり、平和を謳ったものです。
フラッグセレモニーは、難民の学生たちはそれぞれの母国語でMay Peace Prevail on Earthを発信してから始められました。難民として幾多の苦難を乗り越え、また未だその渦中にある彼らにとって、フラッグセレモニーにかける熱意は本当に純粋なものでした。参加者全員が、世界中の苦しんでいる人々に思いを馳せ、心から世界の平和を願ったセレモニーでした。
アフリカ連合は、アフリカ諸国が加盟する国家連合体です。2018年2月2日、エチオピアの首都アジスアベバにあるアフリカ連合(AU)本部の事務局機能であるAU委員会(AUC)にて、世界宗教調和週間(World Ineterfaith Harmony Week)のイベントが行われ、多くの宗教リーダーが参加する中、WPPSも参加してWPPCを開催、ピースポールをAU委員会とエチオピア国民に一本ずつへ贈呈しました。またWPPS理事長の富士宣言に関するメッセージが読み上げられました。さらに同日続けて、同AUの平和・安全保障委員会ビルにて、同組織代表のスマイル・シェルギ大使に対して、ピースポールを贈呈しました。
上は、スピーチを読み上げられるエチオピアのテショメ大統領
エチオピアのムラトゥ・テショメ・ウィルトゥ大統領ご臨席の下、AU本部ビルの平和・安全保障委員会が行われる会議場で、世界宗教調和週間の一連の行事が行われた後、WPPSと五井平和財団の西園寺理事長のメッセージが読み上げられました。趣旨は、富士宣言に謳われている一人ひとりの神聖なる善なる意識が、平和を実現するために私達に共通する心の資源として内在し、これを目覚めさせることが、一人ひとりの平和と世界の平和の実現につながることを訴えかける内容です。
引き続き行われたWPPCは、多数の宗教リーダーが参加する他、学生50人が旗手を務めました。アフリカの現状と未来を鑑み、参加者一同は、アフリカの問題解決と未来を決める神聖なる議場の特別な場を感じながら、真摯にアフリカ諸国の紛争解決と平和が祈りました。
またピースポールは2本用意され、1本はアフリカ連合委員会(AUC)に対して贈られ、ムセー・ハイルさんがAUCを代表してこれを受けとり、もう一本はエチオピア国民に対して贈られ、国民を代表してエチオピアの多宗教委員会の代表がこれを受け取りました。ムセー・ハイルさんは、WPPSのエチオピアのピースレップである傍ら、宗教連合(URI)のアフリカ代表を務めていた関係でAUとつながりがあり、今回は大きな協力をいただきました。
場所をAUの平和・安全保障委員会ビルに移し、同平和・安全保障委員会代表(コミッショナー)のスマイル・シェルギ大使に対して、アフリカの紛争などの平和・安全保障に関する諸問題に対する卓越したリーダーシップを称えてピースポールを贈呈しました。シェルギ大使は、スピーチで謝意を表され、このピースポールを平和・安全保障委員会ビルのロビー入口に恒久的に設置し、また全職員と訪問者が毎日これを見て人類が平和を希求・努力していることを心に刻むでしょうと語られました。