MPPOEからのお知らせ

このコーナーでは、
本部ニュースをご紹介していきます!

2020年3月

Mar

10

メキシコで「アミーゴ・デ・ラ・パス(平和の友)ピースポールツアー」誕生

カテゴリー:ピースセレモニーピースポール

メキシコのイスタパ・シワタネホ市は、世界初の平和ツーリズム兼サステナブル・ツーリズムとして、「アミーゴ・デ・ラ・パス(平和の友)平和ツーリズム」が展開される都市となりました。

この観光プログラムは、市役所、企業、民間団体など、生態系や持続可能性、質の高い教育、文化遺産、国連持続可能な開発目標(SDGs)などを支持する組織の認知が高まるようにデザインされています。ホテル、レストラン、学校、企業が参加する大掛かりなもので、観光を通じてQue La Paz Prevalesca En La Tierra - May Peace Prevail On Earth. のメッセージを伝えています。

このプログラムは、パトリシア・アン・タリーさんの企画運営で、彼女が持っていた世界平和や思いやりの精神を持つ広範なネットワークを通じて行われています。今回アメリカとメキシコの多数の友人が、この素晴らしいプログラムの開始を見届ける為にこの観光プログラムに参加しました。

今回のプログラムは、シワ・タネホのお祭りから始まって1週間に及びました。そのお祭りは2012年に地元のアーティストが作ったピースポールの下で開かれ、ボーイスカウト、ガールスカウト、国際的なゲスト、馬に乗った地元のカウボーイ、地元コミュニティのリーダー達などが参加しました。地元先住民族の代表が、開会に当たり儀式と祈祷をして、パトリシアさんを始めとするプログラムの主要メンバーが挨拶しました。

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ボーイスカウトとガールスカウトによって、ピースポールの下で活気あふれるWPPCが行われ、このプログラムのサポーターが待つ市営のバスケットボールのコートまでピースマーチが行われました。ここでは持続可能な平和観光ツーリズム賞の各部門の発表と表彰が行われました。

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2月17日は、ビーチヨガで始まり、いくつかのピースポール巡って、平和集会を行いました。最初のピースポールは、メキシコの観光開発の為のナショナルトラストファンドの出資で出来たもので、イスタパの商業地区にありました。芸術的に製作されたピースポールが建立され、ポールの土台のセメントには、子ども達が手形をつけました。コミュニティのリーダーと若者が参加して、芸術的に製作されたピースポールを囲んでフラッグセレモニーが行われました。

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商業地区のピースポール

次にイスタパのパライソのヴィラで本プログラム初のレストランでのピースポール建立が行われました。
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午後遅くに、ラス・ブリサスホテルで平和観光会議が開かれました。多くのホテルの社長が出席して、平和観光プログラムへの関心の高さが伺われました。パトリシアさんからビジネス戦略とプログラムの3つの参加要件が説明され、それは1.ピースポール建立、2.国際平和デーのイベント開催、3.若者の活動支援でした。MPPOE インターナショナルの代表もスピーチしました。会議の後、同ホテルのメインロビーでピースポール建立が行われ、本プログラム初のホテル・ピースポール建立となりました。
IMG_4669_R.JPGラス・ブリサスホテル

18日朝は、リザルディ学院の全校集会が開かれ、キャンパスにピースポールが建立されました。 学生たちは自分たちの手による創造性豊かなピースポールの出来栄えに誇らしげな笑顔を浮かべていました。本プログラム初の学校ピースポールの建立でした。
IMG_4689_R.JPGリザルディ学院

本ツアーのフィナーレは、 地元で観光ビジネスについて教えているゲレーロ自治大学に招かれ、若者たちによる伝統的な歌やダンスを見せていただきました。
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平和の友観光プログラム は、メキシコの各地や世界各地での展開を視野に意欲的に計画され、その原動力はMay Peace Prevail on Earthのメッセージを伝えることの重要性と、世界情勢からこのメッセージがますます必要とされていることに端を発しています。

AUTHOR:WPPS日本オフィススタッフDATE:2020.03.10 18:18

Mar

10

ヨルダン・パレスチナ・イスラエルの聖地巡礼と水への感謝の旅

カテゴリー:ピースセレモニーピースポール

ヨルダン・パレスチナ・イスラエルの聖地巡礼の旅が、ユニティ・アースというNGO, 宗教連合(URI)、地元の平和運動推進団体が主催で企画されました。(2020年2月1日~7日)この企画は、深い祈りを捧げるという趣旨に賛同した平和活動家、宗教指導者、先住民の長老、ミュージシャンら90人の参加を集めました。折しも世界宗教調和週間の時期に当たり、同週間の今年のテーマである「水を癒す」を実行するため、特にこの地を流れるヨルダン川に重点が置かれ、死海やガラリヤ湖でも水に対する癒しと感謝の祈祷と儀式を行いました。(先住民の長老は、カナダ、アメリカ、メキシコ、エクアドル、オーストラリア)

ニューヨークオフィスの代表がこの巡礼の旅に参加し、ベツレヘムに1本、エルサレムに1本、計2本のピースポールを贈呈し、建立しました。また死海のヨルダン沿岸では、フラッグセレモニーが行われました。

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ベツレヘムでは、パレスチナ政府の広報局長とベツレヘムの知事にピースポールを贈呈しました。(写真1)
左からUnity Earth代表、パレスチナ政府の広報局長、MPPOE代表、ベツレヘムの知事


もう一本のピースポールはエルサレムのエチオピア正教会の教会に贈呈されました。(写真2)

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写真2 左がエルサレムのエチオピア正教会の教会の聖職者

古代ギリシアではメギッド山を*アルマゲドンと呼んでいました。旧約聖書の予言の中に、この山に暗黒の勢力と暗黒の軍隊が集まり、神に戦争を仕掛けると書いてあります。(主催者制作のビデオのレポーターの解説。)現代に残る戦争のカルマを断ち切るため、各宗教リーダーと先住民の長老たちもこのメギッド山に登り、浄めの儀式と平和の祈りを捧げました。(*アルマゲドン、別の読み方ではハルマゲドン、は予言により終末戦争の意味と通常解釈されています)

イスラエル、ヨルダン、パレスチナの3国が平和でありますように
この3国、および世界中の傷つき汚染された水が癒されますように

AUTHOR:WPPS日本オフィススタッフDATE:2020.03.10 16:32

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