4月22日は記念すべき第50回目のアースデーで、地球の環境問題についてみんなで考える日です。
新型コロナウイルスの拡大を防ぐための外出規制がかかっている中、環境問題に想いを馳せつつ、自宅で世界の平和を祈りましょう。
この他、自宅でできるWPPCやピースポール建立、メンテナンス、ピースドール作成などの活動にも自由に取り組んでみてください。
環境問題について、イメージしやすいよう、主要なものを列挙します。
(1)地球温暖化、(2)オゾン層の破壊、(3)熱帯林の減少、(4)開発途上国の公害、(5)酸性雨、(6)砂漠化、(7)生物多様性の減少、(8)海洋汚染、(9)有害廃棄物の越境移動 などです。
参考ウェブサイト
地球環境問題『今、地球は!』~グローバルな問題~
http://www.eic.or.jp/library/ecolife/knowledge/knowledge01.html
アースデーJP
https://earthday.jp/
(毎年行われている各地の行事もコロナ対策で中止やオンラインに移行しています)
5分でわかる環境問題(地球村)
https://chikyumura.org/environment/earthproblem/
(問題ごとに5分の動画にまとめられています)
日本と地球が抱える24の環境問題
https://22nd-century.jp/environment-issues/solutions/
(わかりやすくまとめられています。一部にショッキングな映像を含みますのでご注意ください)
なぜ環境問題に取り組むのか(WWF)
https://www.wwf.or.jp/aboutwwf/earth/
(わかりやすくまとめられています)
メキシコのイスタパ・シワタネホ市は、世界初の平和ツーリズム兼サステナブル・ツーリズムとして、「アミーゴ・デ・ラ・パス(平和の友)平和ツーリズム」が展開される都市となりました。
この観光プログラムは、市役所、企業、民間団体など、生態系や持続可能性、質の高い教育、文化遺産、国連持続可能な開発目標(SDGs)などを支持する組織の認知が高まるようにデザインされています。ホテル、レストラン、学校、企業が参加する大掛かりなもので、観光を通じてQue La Paz Prevalesca En La Tierra - May Peace Prevail On Earth. のメッセージを伝えています。
このプログラムは、パトリシア・アン・タリーさんの企画運営で、彼女が持っていた世界平和や思いやりの精神を持つ広範なネットワークを通じて行われています。今回アメリカとメキシコの多数の友人が、この素晴らしいプログラムの開始を見届ける為にこの観光プログラムに参加しました。
今回のプログラムは、シワ・タネホのお祭りから始まって1週間に及びました。そのお祭りは2012年に地元のアーティストが作ったピースポールの下で開かれ、ボーイスカウト、ガールスカウト、国際的なゲスト、馬に乗った地元のカウボーイ、地元コミュニティのリーダー達などが参加しました。地元先住民族の代表が、開会に当たり儀式と祈祷をして、パトリシアさんを始めとするプログラムの主要メンバーが挨拶しました。
ボーイスカウトとガールスカウトによって、ピースポールの下で活気あふれるWPPCが行われ、このプログラムのサポーターが待つ市営のバスケットボールのコートまでピースマーチが行われました。ここでは持続可能な平和観光ツーリズム賞の各部門の発表と表彰が行われました。
2月17日は、ビーチヨガで始まり、いくつかのピースポール巡って、平和集会を行いました。最初のピースポールは、メキシコの観光開発の為のナショナルトラストファンドの出資で出来たもので、イスタパの商業地区にありました。芸術的に製作されたピースポールが建立され、ポールの土台のセメントには、子ども達が手形をつけました。コミュニティのリーダーと若者が参加して、芸術的に製作されたピースポールを囲んでフラッグセレモニーが行われました。
商業地区のピースポール
次にイスタパのパライソのヴィラで本プログラム初のレストランでのピースポール建立が行われました。
午後遅くに、ラス・ブリサスホテルで平和観光会議が開かれました。多くのホテルの社長が出席して、平和観光プログラムへの関心の高さが伺われました。パトリシアさんからビジネス戦略とプログラムの3つの参加要件が説明され、それは1.ピースポール建立、2.国際平和デーのイベント開催、3.若者の活動支援でした。MPPOE インターナショナルの代表もスピーチしました。会議の後、同ホテルのメインロビーでピースポール建立が行われ、本プログラム初のホテル・ピースポール建立となりました。
ラス・ブリサスホテル
18日朝は、リザルディ学院の全校集会が開かれ、キャンパスにピースポールが建立されました。 学生たちは自分たちの手による創造性豊かなピースポールの出来栄えに誇らしげな笑顔を浮かべていました。本プログラム初の学校ピースポールの建立でした。
リザルディ学院
本ツアーのフィナーレは、 地元で観光ビジネスについて教えているゲレーロ自治大学に招かれ、若者たちによる伝統的な歌やダンスを見せていただきました。
平和の友観光プログラム は、メキシコの各地や世界各地での展開を視野に意欲的に計画され、その原動力はMay Peace Prevail on Earthのメッセージを伝えることの重要性と、世界情勢からこのメッセージがますます必要とされていることに端を発しています。
ヨルダン・パレスチナ・イスラエルの聖地巡礼の旅が、ユニティ・アースというNGO, 宗教連合(URI)、地元の平和運動推進団体が主催で企画されました。(2020年2月1日~7日)この企画は、深い祈りを捧げるという趣旨に賛同した平和活動家、宗教指導者、先住民の長老、ミュージシャンら90人の参加を集めました。折しも世界宗教調和週間の時期に当たり、同週間の今年のテーマである「水を癒す」を実行するため、特にこの地を流れるヨルダン川に重点が置かれ、死海やガラリヤ湖でも水に対する癒しと感謝の祈祷と儀式を行いました。(先住民の長老は、カナダ、アメリカ、メキシコ、エクアドル、オーストラリア)
ニューヨークオフィスの代表がこの巡礼の旅に参加し、ベツレヘムに1本、エルサレムに1本、計2本のピースポールを贈呈し、建立しました。また死海のヨルダン沿岸では、フラッグセレモニーが行われました。
ベツレヘムでは、パレスチナ政府の広報局長とベツレヘムの知事にピースポールを贈呈しました。(写真1)
左からUnity Earth代表、パレスチナ政府の広報局長、MPPOE代表、ベツレヘムの知事
もう一本のピースポールはエルサレムのエチオピア正教会の教会に贈呈されました。(写真2)
写真2 左がエルサレムのエチオピア正教会の教会の聖職者
古代ギリシアではメギッド山を*アルマゲドンと呼んでいました。旧約聖書の予言の中に、この山に暗黒の勢力と暗黒の軍隊が集まり、神に戦争を仕掛けると書いてあります。(主催者制作のビデオのレポーターの解説。)現代に残る戦争のカルマを断ち切るため、各宗教リーダーと先住民の長老たちもこのメギッド山に登り、浄めの儀式と平和の祈りを捧げました。(*アルマゲドン、別の読み方ではハルマゲドン、は予言により終末戦争の意味と通常解釈されています)
イスラエル、ヨルダン、パレスチナの3国が平和でありますように
この3国、および世界中の傷つき汚染された水が癒されますように
動画:https://youtu.be/AJjhCTPGL0s
シフトネットワーク主催で9月19日から22日まで、カリフォルニア州のサクラメント市でヴィジョナリー・サミットが行われました。活動家やビジョナリーが参加して、私たち自身やコミュニティの意識の進化を固定化するための未曾有のアイデアや解決法が共有されました。会議のテーマは、エコロジー、気候正義、社会正義、意識的なお金の使い方、人種的なヒーリングその他のタイムリーなトピックでした。プレゼンターには、カリフォルニア州知事のギャヴィン・ニューソン、マリアン・ウィリアムソン、パッチ・アダムス、他多数の著名人が登壇しました。
9月21日には、国際平和デーを称えてピースポール建立式とフラッグセレモニーを行いました。まず建立式を行い、雰囲気を作ってフラッグセレモニーに移りました。会議室にいた参加者全員が立ち上がって、各国の国旗を、各国の代表として気持ちをこめて掲揚しました。皆で声を一つに、世界人類が平和であるよう、世界に声を響かせました。
フィナーレは、アメリカ合衆国の旗と、国連旗、国際先住民国家の旗が登場し、地球上のすべての人類と生き物に私たちの気持ちが届くようにMay Peace Prevail on Earth を、気持ちをこめて唱えました。
ニューヨークのタイムズ・スクエアでピースデーのイベント
カテゴリー:ピースポール
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国際平和デーには、毎年ニューヨーク市の有名な場所、タイムズスクエアにて、ピースデーパーティのイベントがグッドニュース放送の主催で開催されています。
タイムズスクエアは、様々な人種民族の背景を持つ人々が行き交うことから、「世界の交差点」と呼ばれています。
このイベントは3時間行われ、NPOの講演者、歌手、ダンサー、ファッションショーがスピーチをすると同時に、人々が並んで大きな平和サイン☮をタイムズスクエアのど真ん中に作ります。
特設ステージには装飾が施されたピースポールが置かれ、その前には、国連加盟国193カ国の国旗が飾られました。この国旗は北朝鮮と韓国国境で掲げられたものです。
世界中に立つピースポールに書かれたMay Peace Prevail on Earth のメッセージは、多くの平和活動家、学校の子どもたち、政治家や軍人の胸にも刻まれています。
ニューヨークオフィス・スタッフのジムさんは、地球の持続可能性の転換点のこの時期、この瞬間にいる私たちの存在の貴重さ、私たちの日常行動が地球環境に与える影響の大きさ、地球の未来の持続可能性に与える影響の大きさについて語り、私たち一人一人が、地球の未来を守るヒーローにならなければならないと熱く語りました。参加者は、タイムズスクエアに轟く大きな声で、May Peace Prevail on Earth を力強く3回唱え、その場にいた数千人の胸に平和のメッセージを刻みました。
ピースポールマップ投稿常連のKMさんが、7月末から8月にかけてピースポールおよそ70件の情報を更新してくださいました!地域は、愛知県、滋賀県、岐阜県、ハワイ、大阪府、兵庫県、青森県、京都府、東京都などです。ぜひごらんください!http://worldpeace-jp.org/peacepole/map/index.html
地図の右下の+ボタンをクリックすると地図が拡大されます。ドラッグで地図を上下左右に動かすことができ、赤点をクリックすると写真と紹介文が出てきます。
なんでもご夫妻で休日にお出かけになると、「なんかこっちの方にピースポールがあるような気がする」とご主人のピースポールセンサー(直感)がピピッと働くのだとか?!かなりの高確率で当たるそうです!!ピースポール発見を趣味のように楽しんでくださっているKMご夫妻のご協力に心より感謝申し上げます。
ミュンヘン平和会議は、同時期に毎年行われるミュンヘン安全保障会議のアンチテーゼとして毎年開催されている会議です。ミュンヘン安全保障会議では、軍事バランスによる平和が話し合われていいますが、平和会議では軍備反対が謳われています。
WPPSミュンヘンオフィスは、2月16日、今年もこれに参加し、ブースを出展して活動を紹介しました。今年は特にノーベル平和賞をとった非核団体ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)のドイツ代表であるレオ・ホッフマン=アクステルムさんとお会いすることができ、ピースポールをご紹介しました。
またゴルバチョフ元大統領の良き友人であり、代替エネルギーを推進する有名なジャーナリストのフランツ・オルトさんとも知己を得ることができました。オルトさんは、広島・長崎を数回訪問されたことがあるそうです。お二人には卓上ピースポールを贈呈し、たいへん喜ばれました。
写真、左がレオ・ホッフマン=アクステルムさん、右がフランツ・オルトさん 女性はWPPSスタッフのダグマーさん
アフリカ連合は、アフリカ諸国が加盟する国家連合体です。2018年2月2日、エチオピアの首都アジスアベバにあるアフリカ連合(AU)本部の事務局機能であるAU委員会(AUC)にて、世界宗教調和週間(World Ineterfaith Harmony Week)のイベントが行われ、多くの宗教リーダーが参加する中、WPPSも参加してWPPCを開催、ピースポールをAU委員会とエチオピア国民に一本ずつへ贈呈しました。またWPPS理事長の富士宣言に関するメッセージが読み上げられました。さらに同日続けて、同AUの平和・安全保障委員会ビルにて、同組織代表のスマイル・シェルギ大使に対して、ピースポールを贈呈しました。
上は、スピーチを読み上げられるエチオピアのテショメ大統領
エチオピアのムラトゥ・テショメ・ウィルトゥ大統領ご臨席の下、AU本部ビルの平和・安全保障委員会が行われる会議場で、世界宗教調和週間の一連の行事が行われた後、WPPSと五井平和財団の西園寺理事長のメッセージが読み上げられました。趣旨は、富士宣言に謳われている一人ひとりの神聖なる善なる意識が、平和を実現するために私達に共通する心の資源として内在し、これを目覚めさせることが、一人ひとりの平和と世界の平和の実現につながることを訴えかける内容です。
引き続き行われたWPPCは、多数の宗教リーダーが参加する他、学生50人が旗手を務めました。アフリカの現状と未来を鑑み、参加者一同は、アフリカの問題解決と未来を決める神聖なる議場の特別な場を感じながら、真摯にアフリカ諸国の紛争解決と平和が祈りました。
またピースポールは2本用意され、1本はアフリカ連合委員会(AUC)に対して贈られ、ムセー・ハイルさんがAUCを代表してこれを受けとり、もう一本はエチオピア国民に対して贈られ、国民を代表してエチオピアの多宗教委員会の代表がこれを受け取りました。ムセー・ハイルさんは、WPPSのエチオピアのピースレップである傍ら、宗教連合(URI)のアフリカ代表を務めていた関係でAUとつながりがあり、今回は大きな協力をいただきました。
場所をAUの平和・安全保障委員会ビルに移し、同平和・安全保障委員会代表(コミッショナー)のスマイル・シェルギ大使に対して、アフリカの紛争などの平和・安全保障に関する諸問題に対する卓越したリーダーシップを称えてピースポールを贈呈しました。シェルギ大使は、スピーチで謝意を表され、このピースポールを平和・安全保障委員会ビルのロビー入口に恒久的に設置し、また全職員と訪問者が毎日これを見て人類が平和を希求・努力していることを心に刻むでしょうと語られました。
9月21日は国連「国際平和デー」で、世界中の停戦とあらゆる非暴力がよびかけられています。
ワールド・ピース・プレヤー・セレモニー、ピースポール建立やメンテナンス、卓上ピースポールやピースドール、ピースグッズの製作とプレゼントなど、皆様でできる平和活動をぜひ行ってください。
国連広報センターの関連記事
http://www.unic.or.jp/news_press/messages_speeches/sg/1815/
シエラレオネにユニークピースポール
カテゴリー:ピースポール
彫刻家のオットー・ハーツさんは、WPPSミュンヘンオフィスのよき友人の一人です。ユニークな形のピースポールを多数手がけてくださっています。
6月4日、シェラレオネの首都フリータウン近郊の、フォリコロという町にオットーさんの提案でユニークな形のピースポールがこの度建立されました。青、白、緑はシエラレオネの国旗の色です。4面は英語、ドイツ語、フランス語、アラビア語です。
この巨大なピースポールは、オットーさんに敬意をこめて、オットーさんのお誕生日に行われました。建立式には、シエラレオネ大統領補佐官、陸軍司令官、その他の要人と地元の方々が参加しました。(WPPSミュンヘンオフィス)