Jul
17
ミラノ最古のカトリック教会での奇跡的なフラッグセレモニー
カテゴリー:ピースセレモニー

私は長年イタリアでMPPOEの平和活動を続けていますが、教会前や中庭でのフラッグセレモニーは出来ますが、カトリック教会内聖壇前でのセレモニー実現は難しいものでした。そうした中、7月6日、急な大雨警報と様々な偶然が重なって、ミラノ市のフランシスコ派カトリック教会、サンタ・マリア・アッラ・フォンテ教会の中、聖壇前でWPPCを行うことができました。フランシスコ派のそのカトリック教会は、ミラノで一番古く、元は1000 年前に建立された教会で、小さいながらも、素晴らしい教会です。
最初は、この教会があるキエーサ・ロッサ公園で行う予定でしたが、大集中豪雨警報により、ミラノ市のすべての公園が一時閉鎖され、この教会の中でできることになりました。カトリック教会の中で出来るなど、夢にも思っていなかったので、本当に嬉しいことでした。セレモニー前に物凄い嵐が来ましたが、セレモニーの始まるころには収まりました。
長年、ミラノで平和活動をしている友人、ラウラさんが公園の中の図書館の館長で、ミラノ市の後援を受けて、キエーサ・ロッサ図書館、アティール大劇団と、私がイタリアのピースレップである、May Peace Prevail On Earth Internationalの三つの団体の共催となり、素晴らしいセレモニーが成就しました。
教会の使用を許可して下さった、フランシスコ派のマウロ神父様は、最初にスピーチしてくださり、聖フランシスコ様の「素朴な祈り」も、朗読して下さいました。各大陸が始まる前に、私たちが選んだ平和のメッセージを、劇団の人が素晴らしく朗読して下さり、とても心に響きました。昌美先生のふたつの詩もセレモニーの最初と最後に朗読して頂きました。
参加者は、セレモニー直前のイベント「平和の詩」の朗読会に来て下さっていた意識の高い人々、大雨の中でもセレモニーに来て下さった方々、アティール劇団員の30人くらいの人たちと図書館スタッフ、MPPOEの仲間たちでした。
時間制限が無かったので、イタリア語のあと、世界各国の言語でのお祈りをゆっくり捧げ、参加者は声を合わせ、心をひとつに祈りました。ラウラさんはセレモニー中、ずっとアースフラッグを掲げていました。教会の席はほとんど満席でしたが、劇団員に加えて、座っていた多くの人たちが旗手になって下さいました。
最後には、劇団の人たちが用意した平和の布が教会の真ん中の通路に広げられ、参加者が布を一緒に持って波立たせました。聖壇には世界中の国旗が並んで、素晴らしい光景でした。みんなの心が本当にひとつになって、教会はパワフルな愛と感動に包まれ、泣いている人たちもいました。
(S. T.)
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ミラノの教会WPPCフルレポート.docx
|AUTHOR:WPPS日本オフィススタッフ|DATE:2025.07.17 20:01|