みなさんから寄せられた平和自主活動報告

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2025年12月

Dec

05

ネパールで有名なスワヤンブナート寺院でピースポール

カテゴリー:ピースポール

「世界人類が平和でありますように」のメッセージを掲げた平和の柱は、希望と団結、非暴力の力強く明確なメッセージとして立ちます。平和の柱に刻まれた「地球に平和あれ」のメッセージは、それを見るすべての人に理解と優しさ、協力を選ぶよう呼びかけます。平和の柱は、異なる文化、異なる国、異なる背景を持つ人々が調和して共に生きることを促し、未来の世代のために平和な世界を築くという私たちの共通の決意を強める助けとなります。

ネパールにおいて、スワヤンブナート寺院(通称モンキーテンプル)は最も古く神聖な仏教遺跡の一つである。カトマンズの丘の上に位置するこの寺院からは、谷全体を見渡す美しい景色が広がる。象徴的な仏眼を持つメインのストゥーパは、知恵と慈悲を象徴している。毎日、数千人のネパール人と観光客が寺院を訪れます。こうした状況と世界の平和の重要性を踏まえ、私たちはスワヤンブナート寺院の敷地内に平和の柱を建立しました。これは人類の幸福のために平和のメッセージを広め、恐怖や暴力、紛争を減らし、社会が平和と調和の中で生きることを可能にするためです。

スワヤンブナート寺院を訪れた際、平和の柱がやや色あせ、メッセージが読みづらくなり、塗料の輝きが失われていることに気づきました。ご存知のように、平和の柱は日光や雨、風にさらされるため、長い年月を経て色あせることがあります。しかし、この柱の色あせの主な原因は猿によるものです。寺院には多くの猿が生息しており、彼らは柱の上で遊び、飛び跳ね、探検するのが大好きだからです。しかしながら、平和の柱が「世界に平和あれ」という重要なメッセージを掲げている以上、それは明確で目に見える状態を保たねばならないと私たちは確信しています。

これら全ての意見を考慮し、スワヤンブナート寺院の敷地内において、スワヤンブ管理保存連盟(FSMC)の許可を得て、2025年11月24日に古びた平和の柱を新しい平和の柱に交換しました。これにより、寺院を訪れそれを見る全ての人々にとって、そのメッセージが力強く、美しく、そして感動的なものとなるよう努めました。これは地域社会と世界に平和を根付かせるための、私たちの継続的な取り組みの一環です。

スマン・L・シュレスタ
ネパール、カトマンズ

*その平和の柱の正確な設置日は存じ上げません。ただし、1999年10月31日にスワヤンブナート寺院管理保存連盟(FSMC)の許可を得て、同寺院敷地内に平和の柱を設置しました。その後、FSMCはマスタープランに基づき当該平和の柱を移設しました。それが同一のものか別物かは定かではありません。ただし、参考までにその写真を同封いたします。

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ピースポールを建て替えてくださったスマン・シュレスタご夫妻

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建替えにご協力くださった柴田さんファミリー

AUTHOR:WPPS日本オフィススタッフDATE:2025.12.05 13:53

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