アラントン・オフィスのウェブサイト、リニューアル!
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スコットランドにあるアラントン・オフィスでは、この度Google社のNPOに対する助成を受けて、ウェブサイトを一新しました。聖地の雰囲気を伝えるイメージ映像の動画を採用したり、芸術的なセンスを取り入れた白黒の写真も多用し、おしゃれな雰囲気に仕上がっています。
トップページでは、6月23日に行われるソウル・オブ・ウィメン会議、同24日のワールド・ピース・フェスティバルなどのイベント予告のほか、子どもやファミリー対象で豊かな森を散策するウッドランドウォークや自然の中で遊びながら学べるフォレストスクールなどの定期的な活動の紹介、WPPCやピースポール贈呈などの活動報告を掲載しています。
また中のページでは、Peace Prevails School Programという学校向けの教育プログラムの紹介が一番注目を集める内容です。これは長年スタッフが開発してきたプログラムで、身近な所から平和を実感させ、学校内でのいじめの問題解決や児童の心の安定などで大きな成果を上げてきたものを、教員のための指導要領を盛り込んだオンラインプログラムです。
魅力的なウェブサイトに生まれ変わったおかげで、これからも一層多くの問い合わせや利用者が生まれることに期待しています。
写真だけでも雰囲気を楽しめると思いますので、ぜひウェブサイトをご覧ください。
www.worldpeace-uk.org
タイムリーなニュースはフェイスブックもチェックしてみてくてください。
https://www.facebook.com/AllantonPeaceSanctuary/
ミュンヘンオフィス ウェブサイトリニューアル
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この度ミュンヘンオフィスでは、公式ウェブサイトをリニューアルし、スマートフォン対応仕様にしました。(2017年12月)デザインは今風な感じにかっこよく仕上がりました。ピースポールやWPPCなど各プロジェクトのページには写真のスライドを追加し、ブログとピースギフトのページ、ビデオのページなどの新企画もあります。学校での活動記事は別ページを設ける予定です。
☆例、写真がスライドするピースポールのページ
最大の特徴は、トップページに「どのようにMay Peace Prevail on Earthのメッセージを広めていますか」というメッセージコーナーを新設することです。このコーナーは、定期的に更新する予定です。また簡単なクイズなども載せて、盛り上げていきたいと考えています。ブログでは、五井平和財団の動向についても取り上げていきたいと思っています。益々ヨーロッパにMay Peace Prevail on Earthのメッセージが広まりますように
今年の国連国際平和デーのテーマは、「平和の為に共に(立ち上がろう): 尊敬、安全、尊厳を全ての人に」で、国連本部ビルの小ホールで開催された学生対象の記念行事には、合計700人の高校生と大学生が参加しました。またコロンビアのボゴタにあるPKOに集った現地の学生が、衛星中継でつながって参加しました。
国連事務総長のグテレス氏は、国際平和デーは特別な意義があり、若者達には、自分達の世代に出来なかった平和への貢献と活躍を期待していると述べ、また自身が10年間務めた国連難民高等弁務官としての仕事について語りました。また学生との質疑応答を楽しみ、学生からの提案に耳を傾けました。
国連平和大使のジェーン・グドール氏は、私達が自然界に対して行っている戦争行為をやめなければならないと伝え、若者達の活躍に期待を寄せました。難民に関するアニメーションフィルムが二本上映され、ボゴタの若者の平和プロジェクトの発表が行われました。
最後にWPPS提供の平和の鐘が鳴らされ、スクリーンには鐘に銘打たれたMay Peace Prevail on Earthが大きく映し出されて、黙祷が行われました。
国連本部での学生対象行事の後、国連チャーチセンターにて、国連の宗教NGOの国際平和デーの行事が開催されました。Together For Peace(平和のために共に)と銘打たれたこの行事は、メソジスト教会連合の女性の会が中心となって行われ、WPPSも参加しました。
今年の学生行事は、バーモント州の難民受入れグループが、48人の難民の学生を本行事に参加させました。またUNITEというNPOのプログラムに参加している学生たちは、人権、環境持続性、アート、人種差別反対などの分野でユニークな活動を紹介してくれました。
難民グループは、学生主体で作ったザ・チェンジという短いビデオを上映しました。内容的には、愛、つながり、平和を謳ったものです。
フラッグセレモニーは、難民の学生たちはそれぞれの母国語でMay Peace Prevail on Earthを発信してから始められました。難民として幾多の苦難を乗り越え、また未だその渦中にある彼らにとって、フラッグセレモニーにかける熱意は本当に純粋なものでした。参加者全員が、世界中の苦しんでいる人々に思いを馳せ、心から世界の平和を願ったセレモニーでした。
アフリカ連合は、アフリカ諸国が加盟する国家連合体です。2018年2月2日、エチオピアの首都アジスアベバにあるアフリカ連合(AU)本部の事務局機能であるAU委員会(AUC)にて、世界宗教調和週間(World Ineterfaith Harmony Week)のイベントが行われ、多くの宗教リーダーが参加する中、WPPSも参加してWPPCを開催、ピースポールをAU委員会とエチオピア国民に一本ずつへ贈呈しました。またWPPS理事長の富士宣言に関するメッセージが読み上げられました。さらに同日続けて、同AUの平和・安全保障委員会ビルにて、同組織代表のスマイル・シェルギ大使に対して、ピースポールを贈呈しました。
上は、スピーチを読み上げられるエチオピアのテショメ大統領
エチオピアのムラトゥ・テショメ・ウィルトゥ大統領ご臨席の下、AU本部ビルの平和・安全保障委員会が行われる会議場で、世界宗教調和週間の一連の行事が行われた後、WPPSと五井平和財団の西園寺理事長のメッセージが読み上げられました。趣旨は、富士宣言に謳われている一人ひとりの神聖なる善なる意識が、平和を実現するために私達に共通する心の資源として内在し、これを目覚めさせることが、一人ひとりの平和と世界の平和の実現につながることを訴えかける内容です。
引き続き行われたWPPCは、多数の宗教リーダーが参加する他、学生50人が旗手を務めました。アフリカの現状と未来を鑑み、参加者一同は、アフリカの問題解決と未来を決める神聖なる議場の特別な場を感じながら、真摯にアフリカ諸国の紛争解決と平和が祈りました。
またピースポールは2本用意され、1本はアフリカ連合委員会(AUC)に対して贈られ、ムセー・ハイルさんがAUCを代表してこれを受けとり、もう一本はエチオピア国民に対して贈られ、国民を代表してエチオピアの多宗教委員会の代表がこれを受け取りました。ムセー・ハイルさんは、WPPSのエチオピアのピースレップである傍ら、宗教連合(URI)のアフリカ代表を務めていた関係でAUとつながりがあり、今回は大きな協力をいただきました。
場所をAUの平和・安全保障委員会ビルに移し、同平和・安全保障委員会代表(コミッショナー)のスマイル・シェルギ大使に対して、アフリカの紛争などの平和・安全保障に関する諸問題に対する卓越したリーダーシップを称えてピースポールを贈呈しました。シェルギ大使は、スピーチで謝意を表され、このピースポールを平和・安全保障委員会ビルのロビー入口に恒久的に設置し、また全職員と訪問者が毎日これを見て人類が平和を希求・努力していることを心に刻むでしょうと語られました。
日本からのピースキルト、中東の女性団体に届く
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2017年12月20日、日本各地から寄せられたピースキルトがイスラエルのピースフレンズ、ハギットラーナンさんによって、イスラエルとパレスチナの女性団体ウィメン・ウェイジ・ピース(WWP)の事務所に届けられました。日本から届いた364枚のピースキルトは、同団体の皆様にたいへん喜ばれ、代表の方が受け取ってくださいました。「皆様がイスラエルとパレスチナの女性の和平運動に共感し、私たちに協力して情熱を込めてキルトを作成して下さったことに心より感謝します。日本からのキルトは世界中からの支援と共に、私たちの平和運動がいかに国際的に支持されているかを示すものになります。集められたキルトは一つの大きな作品としてつなげられ、機会があるごとに展示してアピールするために使わせていただきます。皆様のMay Peace Prevail on Earthのメッセージとご協力は決して忘れません。どうか私たちと共に、イスラエルとパレスチナの恒久平和のために、祈り続けてください。皆様への愛と感謝を込めて」
写真は、手に取っているのが日本から送られたもので、背後に掲げられているのが、今まで集めたものの一部になります。
今年1年間かけたプロジェクトとして皆様に協力をよびかけたピースキルトがおかげさまで最終的に364枚集まりました。
これはWPPSが賛同するイスラエルとパレスチナの女性が共同設立した団体、Women Wage Peace (女性が平和を遂行する)が、よびかけるプロジェクトとコラボしてMay Peace Prevail on Earthを発信するものです。
この団体は、イスラエルとパレスチナの平和を願い、キルト(布)にアートやメッセージが書かれたもの、あるいは手芸加工されたものを世界中から集め、一枚の巨大なアート作品を作ることを目標にして、全世界からピースキルトを集めています。
この団体は昨年、イスラエル・パレスチナ紛争の話し合いによる平和的な解決を求め、イスラエルとパレスチナ全土で平和行進を行い、世界的なニュースになった団体です。「女性たちの目覚め、起ち上がり」はWPPSが賛同する『富士宣言』のソウル・オブ・ウィメンのよびかけに通じるものがあります。
このキルト作品は、先日イスラエル現地の団体に発送され、間もなく現地で受け取られる予定です。
皆様のご協力に心より感謝申し上げます。
作品の一部を紹介します。 全作品はこちら https://photos.app.goo.gl/KXHbc0q2G3dsNDFp2
北朝鮮とアメリカへの平和の祈り
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11月18日にドイツのベルリンにて、北朝鮮大使館とアメリカ大使館を結ぶヒューマン・チェーン(人間の鎖)が行われます。今年ノーベル平和賞を受賞した核廃絶運動団体ICAN主催の行事です。
この日に向けて、WPPSでは、北朝鮮とアメリカの平和を祈ることを呼びかけます。どうぞご参加下さい。
アメリカ合衆国が平和でありますように
朝鮮民主主義人民共和国が平和でありますように
世界人類が平和でありますように
May Peace be in The United States of America
May Peace be in The Democratic People's Republic of Korea
May Peace Prevail on Earth
9月21日は国連「国際平和デー」で、世界中の停戦とあらゆる非暴力がよびかけられています。
ワールド・ピース・プレヤー・セレモニー、ピースポール建立やメンテナンス、卓上ピースポールやピースドール、ピースグッズの製作とプレゼントなど、皆様でできる平和活動をぜひ行ってください。
国連広報センターの関連記事
http://www.unic.or.jp/news_press/messages_speeches/sg/1815/
朝鮮半島の平和の祈りの呼びかけ
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広島WPPCに参加した音楽家のジェームズ・トワイマン氏が、朝鮮半島の軍事境界線(38度線)に行き、朝鮮半島の平和を祈ります。
期日:ニューヨーク時間 9月16日(土) 12:00(正午)から15分間
日本時間9月17日(日) 午前1時から15分間
トワイマン氏は、できるだけ多くの人にこの祈りのことを知らせ、同時参加してもらいたい、と呼びかけています。
WPPSでもみなさまのご参加を呼びかけます。
この度、メキシコの世界遺産、サン・ミゲル・デ・アジェンデのロータリークラブがピースポールを建立し、WPPSスタッフが招待され、WPPCなどの平和活動を行いました。
同市の世界遺産は、要塞都市のコロニアル建築の歴史的建物が立ち並び、美しい景観が対象です。(18世紀のバロック建築から新古典主義建築へと移行する時期のヨーロッパとラテンアメリカの文化交流の結晶)
8月2日に地元のサン・フアレス公園にて建立式を行いました。地元ロータリークラブのメンバーで、英語を話すトム・スナイダー氏が建立プロジェクトを推進されてきました。ファンドレイジングと、世界遺産への建立の許可をとるために、準備期間に2年間を要したそうです。高さ3メートルの立派な石製のピースポールです。
4面は、英語、スペイン語、先住民のオトミ族、ナフアツル族の言語で書かれ、足元には手話の絵で描かれたピースメッセージが金属製のプレートに描かれています。建立式では、両族の代表がスピ―チしました。またロータリークラブの代表も挨拶し、ロータリーメンバーの資金協力に感謝しました。
建立式の後、WPPSのエグゼクティブ・ディレクターのフミ・ジョーンズさんとメキシコのピースレップのパトリシア・アン・タリーさんがフラッグセレモニーをリードしました。子どもたち、若者たちが旗手を務めてたいへん盛り上がりました。
その後町の中心部にある中央庭園までピースウォークを行いました。終点は有名なラ・パロッキア・デ・サン・ミゲル・アルクアンヘル教会で、同市の管区の中心教会です。またロータリーメンバーの中から、カトリック、ユダヤ教、イスラム教の代表者が挨拶をしました。
この機会に多くの平和の種が植えられ、メキシコの各ロータリークラブにもピースポール建立が呼びかけられました。中米からピースポールを通じて平和意識が大きく広まる契機となりました。