9月21日の国際平和デーには、ちょうど日本からダウジングのグループが来て滞在していましたので、このグループにWPPSについて説明しながらWPPCを一緒に行いました。また世界各国の平和を祈りながら、ピース・ヘンジを一周しました。ダウジングとは、金属の棒や振り子を使って、地下水脈や鉱脈などを探す手法です。同グループは地元ダンフリーズに、ダウジングの研修のために来訪していました。
WPPCでは、世界各国の人々の平和を祈ると共に、難民や困難な状況に置かれた人々の幸せを祈りました。ダウジングのグループの方は、フラッグセレモニーをとても楽しまれた様子でした。またピース・ヘンジを巡り、世界各国の平和を祈りました。敷地のダウジングをした結果、地下水脈が見つかりました。
今年の国連国際平和デーのテーマは、「平和の為に共に(立ち上がろう): 尊敬、安全、尊厳を全ての人に」で、国連本部ビルの小ホールで開催された学生対象の記念行事には、合計700人の高校生と大学生が参加しました。またコロンビアのボゴタにあるPKOに集った現地の学生が、衛星中継でつながって参加しました。
国連事務総長のグテレス氏は、国際平和デーは特別な意義があり、若者達には、自分達の世代に出来なかった平和への貢献と活躍を期待していると述べ、また自身が10年間務めた国連難民高等弁務官としての仕事について語りました。また学生との質疑応答を楽しみ、学生からの提案に耳を傾けました。
国連平和大使のジェーン・グドール氏は、私達が自然界に対して行っている戦争行為をやめなければならないと伝え、若者達の活躍に期待を寄せました。難民に関するアニメーションフィルムが二本上映され、ボゴタの若者の平和プロジェクトの発表が行われました。
最後にWPPS提供の平和の鐘が鳴らされ、スクリーンには鐘に銘打たれたMay Peace Prevail on Earthが大きく映し出されて、黙祷が行われました。
国連本部での学生対象行事の後、国連チャーチセンターにて、国連の宗教NGOの国際平和デーの行事が開催されました。Together For Peace(平和のために共に)と銘打たれたこの行事は、メソジスト教会連合の女性の会が中心となって行われ、WPPSも参加しました。
今年の学生行事は、バーモント州の難民受入れグループが、48人の難民の学生を本行事に参加させました。またUNITEというNPOのプログラムに参加している学生たちは、人権、環境持続性、アート、人種差別反対などの分野でユニークな活動を紹介してくれました。
難民グループは、学生主体で作ったザ・チェンジという短いビデオを上映しました。内容的には、愛、つながり、平和を謳ったものです。
フラッグセレモニーは、難民の学生たちはそれぞれの母国語でMay Peace Prevail on Earthを発信してから始められました。難民として幾多の苦難を乗り越え、また未だその渦中にある彼らにとって、フラッグセレモニーにかける熱意は本当に純粋なものでした。参加者全員が、世界中の苦しんでいる人々に思いを馳せ、心から世界の平和を願ったセレモニーでした。
アフリカ連合は、アフリカ諸国が加盟する国家連合体です。2018年2月2日、エチオピアの首都アジスアベバにあるアフリカ連合(AU)本部の事務局機能であるAU委員会(AUC)にて、世界宗教調和週間(World Ineterfaith Harmony Week)のイベントが行われ、多くの宗教リーダーが参加する中、WPPSも参加してWPPCを開催、ピースポールをAU委員会とエチオピア国民に一本ずつへ贈呈しました。またWPPS理事長の富士宣言に関するメッセージが読み上げられました。さらに同日続けて、同AUの平和・安全保障委員会ビルにて、同組織代表のスマイル・シェルギ大使に対して、ピースポールを贈呈しました。
上は、スピーチを読み上げられるエチオピアのテショメ大統領
エチオピアのムラトゥ・テショメ・ウィルトゥ大統領ご臨席の下、AU本部ビルの平和・安全保障委員会が行われる会議場で、世界宗教調和週間の一連の行事が行われた後、WPPSと五井平和財団の西園寺理事長のメッセージが読み上げられました。趣旨は、富士宣言に謳われている一人ひとりの神聖なる善なる意識が、平和を実現するために私達に共通する心の資源として内在し、これを目覚めさせることが、一人ひとりの平和と世界の平和の実現につながることを訴えかける内容です。
引き続き行われたWPPCは、多数の宗教リーダーが参加する他、学生50人が旗手を務めました。アフリカの現状と未来を鑑み、参加者一同は、アフリカの問題解決と未来を決める神聖なる議場の特別な場を感じながら、真摯にアフリカ諸国の紛争解決と平和が祈りました。
またピースポールは2本用意され、1本はアフリカ連合委員会(AUC)に対して贈られ、ムセー・ハイルさんがAUCを代表してこれを受けとり、もう一本はエチオピア国民に対して贈られ、国民を代表してエチオピアの多宗教委員会の代表がこれを受け取りました。ムセー・ハイルさんは、WPPSのエチオピアのピースレップである傍ら、宗教連合(URI)のアフリカ代表を務めていた関係でAUとつながりがあり、今回は大きな協力をいただきました。
場所をAUの平和・安全保障委員会ビルに移し、同平和・安全保障委員会代表(コミッショナー)のスマイル・シェルギ大使に対して、アフリカの紛争などの平和・安全保障に関する諸問題に対する卓越したリーダーシップを称えてピースポールを贈呈しました。シェルギ大使は、スピーチで謝意を表され、このピースポールを平和・安全保障委員会ビルのロビー入口に恒久的に設置し、また全職員と訪問者が毎日これを見て人類が平和を希求・努力していることを心に刻むでしょうと語られました。
秋分の日のリレーWPPC(9月23日(土))へのご協力をいただきまして、誠にありがとうございました。今回は国内から32箇所、126人の方に、また海外は5カ国からご参加いただきました。
私たちの仲間の世界各国の平和の祈りのリレーがつながり、また世界が平和の祈りに包まれました。私たちの祈りは少しずつ着実に世界の人々の意識を変え、世界平和実現の日に向けて、大きく貢献しています。
次回は12月22日(金)冬至の日です。世界中の仲間がWPPCをリレーしながら、この日一日、世界を平和の波で包みます。午前0時から24時間の間で、1回30分以内で行ってください。個人でもグループでも結構です。次回もぜひご協力をよろしくお願いいたします。
やり方
1.インターネットを利用される方。
英語: http://infinitelove.d-j.jp/peaceceremony/
日本語: http://infinitelove.d-j.jp/peaceceremonyjp/
2.インターネットなしで、国名リストを見ながら、個人でWPPCを行う。
★グループ参加の場合 会場を借りたり、個人宅に集まったり、国旗ボードを使用したり自由に行う。
☆☆ 事後報告を受付けております。(報告1月10日(水)必着)
WPPS日本オフィスお問い合わせ窓口
Eメール:info@wpps.jp
今年のピースパル国際アートコンテストは、「みんなの自然 ~地球を愛そう!~」をテーマに、WPPSと国際自然保護連合(IUCN)、ダイバースアース(自然と文化保護のNPO)の共催で行われました。コンテストの結果発表のイベントは、IUCNの年次委員会がジュネーブの同本部で行われた最終日の11月21日のプログラムの一部として開催されました。
日本からは堀江正彦IUCN地域理事も参加されました。会場はラ・シテ・デュ・タンという格式の高い、有名な場所で、プログラムはおよそ150人が参加して行われました。(IUCNは約1,200の組織(200を超える政府・機関、900を超える非政府機関)が会員となり、世界160カ国から約11,000人の科学者・専門家が、6つの専門家委員会に所属し、生物多様性保全のための協力関係を持つ世界最大規模の環境保護団体です)
歓迎挨拶として、共催であるIUCNの委員長のスピーチに続き、WPPSとPeacePalのそれぞれの代表がスピーチしました。
国際アートコンテスト表彰式では、年齢別4部門の入選の発表が行われ、アート入賞者の作品が順番に紹介されました。フラッグセレモニーは盛り上がった雰囲気そのままに活気に溢れて行われました。
スペシャルパフォーマンスとしてケンジ・ウィリアムスさんの美しい音楽と映像によるベラ・ガイアが上演され、雰囲気がいっそう高まりフィナーレを迎えました。
入賞作品の記事はこちら http://wpps.jp/news/#entry700
佳作の作品はこちら(英語) http://wppspeacepals.org/2017-winners-and-finalists/
当日のイメージビデオ(4分)https://www.youtube.com/watch?v=JmZJ-aMQDXg&theme=dark&modestbranding=1&version=3&showinfo=0&rel=0&showsearch=0&autoplay=0&enablejsapi=1&autohide=2&fs=0&iv_load_policy=1
9月23日(土)は秋分の日で、リレーWPPCを呼びかけます。
世界中の仲間が、この日、WPPCをリレーしていき、この日一日、世界を平和の波で包みます。
一人でもグループでも参加できます。どうぞご参加ください!
やり方
この日の深夜0時から翌深夜までの24時間、世界中のピースメーカーに、WPPCのリレーを呼びかけています。
毎時30分おきをひとコマ単位として、WPPCを行なって下さい。(例、9時~9時半、9時半~10時、等)
基本的には一人ひとコマを、余裕のある方で、積極的な方には数コマをお願いできればたいへん有難いです。
世界中の仲間とWPPCをリレーして、世界を平和の祈りで包みましょう!
リレーWPPCのやり方:
★個人参加の場合
1.インターネットを利用される方。(インターネット画像の動きがスムーズになりました!)
英語: http://infinitelove.d-j.jp/peaceceremony/
日本語: http://infinitelove.d-j.jp/peaceceremonyjp/
2.インターネットなしで、国名リストを見ながら、個人でWPPCを行う。
★グループ参加の場合
会場を借りたり、個人宅に集まったり、国旗ボードを使用したり自由に行う。
☆☆ 事後報告を受付けております。9月29日(金)までにお願いします。
WPPS日本オフィスお問い合わせ窓口
Eメール:info@wpps.jp
9月21日は国連「国際平和デー」で、世界中の停戦とあらゆる非暴力がよびかけられています。
ワールド・ピース・プレヤー・セレモニー、ピースポール建立やメンテナンス、卓上ピースポールやピースドール、ピースグッズの製作とプレゼントなど、皆様でできる平和活動をぜひ行ってください。
国連広報センターの関連記事
http://www.unic.or.jp/news_press/messages_speeches/sg/1815/
この度、メキシコの世界遺産、サン・ミゲル・デ・アジェンデのロータリークラブがピースポールを建立し、WPPSスタッフが招待され、WPPCなどの平和活動を行いました。
同市の世界遺産は、要塞都市のコロニアル建築の歴史的建物が立ち並び、美しい景観が対象です。(18世紀のバロック建築から新古典主義建築へと移行する時期のヨーロッパとラテンアメリカの文化交流の結晶)
8月2日に地元のサン・フアレス公園にて建立式を行いました。地元ロータリークラブのメンバーで、英語を話すトム・スナイダー氏が建立プロジェクトを推進されてきました。ファンドレイジングと、世界遺産への建立の許可をとるために、準備期間に2年間を要したそうです。高さ3メートルの立派な石製のピースポールです。
4面は、英語、スペイン語、先住民のオトミ族、ナフアツル族の言語で書かれ、足元には手話の絵で描かれたピースメッセージが金属製のプレートに描かれています。建立式では、両族の代表がスピ―チしました。またロータリークラブの代表も挨拶し、ロータリーメンバーの資金協力に感謝しました。
建立式の後、WPPSのエグゼクティブ・ディレクターのフミ・ジョーンズさんとメキシコのピースレップのパトリシア・アン・タリーさんがフラッグセレモニーをリードしました。子どもたち、若者たちが旗手を務めてたいへん盛り上がりました。
その後町の中心部にある中央庭園までピースウォークを行いました。終点は有名なラ・パロッキア・デ・サン・ミゲル・アルクアンヘル教会で、同市の管区の中心教会です。またロータリーメンバーの中から、カトリック、ユダヤ教、イスラム教の代表者が挨拶をしました。
この機会に多くの平和の種が植えられ、メキシコの各ロータリークラブにもピースポール建立が呼びかけられました。中米からピースポールを通じて平和意識が大きく広まる契機となりました。
第19回アラントン・ワールド・ピース・フェスティバル報告
カテゴリー:ピースセレモニー
今年もスコットランドのWPPSアラントンオフィスでは、年次行事のワールド・ピース・フェスティバルを開催しました。
およそ400人の人々が地元と世界各地から集まり、平和を喜ぶ楽しい雰囲気に満ち溢れていました。今年のフェスティバルのテーマは、「私達のコミュニティの多様性の受け入れ」で、私たちは多くの地元の団体を招いて、活動を参加者に共有してもらいました。難民を助ける会、自閉症を助ける会、ピースメーカークラブ、LGBT(性的少数者)の若者の会などのグループです。
ブースでは、富士宣言、ソウル・オブ・ウィメン、アラントンの1年間、学校向け教育プログラムなどの展示を行いました。
プログラムは、始めに、WPPSディレクターのキャロライン内間が、今年のテーマである私達のコミュニティの中の多様性の受け入れについて、富士宣言で謳われているように地球全体のいのちの一体感の中で多様性を受け入れていくことが大切で、世界各地で難民問題、失業問題、LGBTへの差別問題などの社会問題は現代社会の平和の大切な要素なので、もっと大きな愛の心で、私たちが互いに協力して受け入れ合っていくことが大切であるとスピーチしました。
フラッグセレモニーでは、多様性の受け入れを意識しつつ、大陸別にBGMを変えつつ各国に平和の祈りを捧げました。最後に全員で国旗を掲げながらピース・ヘンジを一周して、「私達の家庭とコミュニティが平和でありますように」と祈って、大きな拍手と歓声で終わりました。またピースポールが当たる宝くじの抽選会を行って盛り上がりました。
この度は、夏至の日のリレーWPPCにご協力をいただきまして、まことにありがとうございました。
今回は、国内から過去最多数のご報告87件をいただき、国内61カ所、145名以上の方に、海外からも6カ国以上からのご参加をいただきました。
私たちの仲間の世界各国の平和の祈りのリレーがつながり、また世界が平和の祈りに包まれました。
私たちの祈りは少しずつ着実に世界の人々の意識を変え、世界平和実現の日に向けて、大きく貢献しています。
次回は秋分の日のリレーWPPCを9月23日(土)に予定しております。
次回もぜひご協力をよろしくお願いいたします。
(お詫び:22日と間違って表記されておりましたが、23日土曜日が秋分の日です)
やり方
この日の深夜0時から翌深夜までの24時間、世界中のピースメーカーに、WPPCのリレーを呼びかけています。
毎時30分おきをひとコマ単位として、WPPCを行なって下さい。(例、9時~9時半、9時半~10時、等)
基本的には一人ひとコマを、余裕のある方で、積極的な方には数コマをお願いできればたいへん有難いです。
世界中の仲間とWPPCをリレーして、世界を平和の祈りで包みましょう!
リレーWPPCのやり方:
★個人参加の場合
1.インターネットを利用される方。(インターネット画像の動きがスムーズになりました!)
英語: http://infinitelove.d-j.jp/peaceceremony/
日本語: http://infinitelove.d-j.jp/peaceceremonyjp/
2.インターネットなしで、国名リストを見ながら、個人でWPPCを行う。
★グループ参加の場合
会場を借りたり、個人宅に集まったり、国旗ボードを使用したり自由に行う。
☆☆ 事後報告を受付けております。9月29日(金)までにお願いします。
WPPS日本オフィスお問い合わせ窓口
Eメール:info@wpps.jp