8月7日、今年も五島列島の福江島を訪れ、ピースポール建立とWPPCを行いました。これは福江城(石田城)五島氏庭園・改築完成を祝いとして記念にピースポールを寄贈させていただいたものです。五島列島は、江戸時代には福江藩として五島氏によって治められていました。第35代当主は、典昭氏で、城山神社の宮司も務められています。幕末期に海防から作られた福江城の中にある五島氏庭園は、国指定名勝です。
まずは、美しく改築されたお城と庭園の随所を見学させていただき、素晴らしい説明を伺いました。その後改築記念ピースポールの建立と、駐車場のピースポールのメンテナンスを行いました。
城山神社に移動し、宮司に開会のご挨拶をいただいた後、祝詞と祈祷をしていただき、第1回ワールド・ピース・フラッグ・セレモニーを行いました。清々しく気持ちのよいWPPCでした。宮司には、「フラッグセレモニーという貴重な体験をさせて頂いたのも有意義でした。国境離島での、平和への願いが多くの方々へ伝わるよう願っています。」というお言葉をいただきました。この他、 以前神社の2カ所に建てさせていただいたピースポールのメンテナンス、プラークの張替えなどを行いました。
翌8日には、上五島を回り、政彦神社を訪れました。政彦神社の鳥居をくぐると英語、中国語、ハングル語等で説明案内がありましたので、ここだと思いました。今回のピースポールは正に、英語、中国語、ハングル語、日本語の4面で「世界人類が平和でありますように」と書かれたものを用意していたのです。 宮司が東京へ出張中で不在でしたので、奥様にお願いして参りました。(O.Y)
私たち一行は、5月6日から8日にかけて台湾での平和活動に出かけました。今回の目的は、台湾の先住民族の聖地にピースポールを建てることです。
始めに茶の名産地でもある「阿里山」に向かいました。日本でも台湾茶は人気です。台湾には16の原住民族がいると言われていますが、阿里山は「ツォウ族」の聖地です。
(台湾では「先住民」は、今は存在しない民族の意味なので、「原住民」が公式に使われている)ここは台湾有数の観光地で、阿里山国家風景区内には海抜2600メートルまでの山々が連なり、多種多様な動植物の生態を形成しております。茶畑は海抜1200メートルところに作られていて、その茶畑の所有者の方が我々の趣旨に賛同してくださり、建立してくださいました。
リーリーガーデン・リッチフォレストホテル日月潭は「アジア最大級の木造屋」といわれています。建物全体がヒノキで作りです。かつては米国STAR SERVICEより超五つ星ホテルと評価されたこともあります。同ホテルにピースポールを2本、正面玄関前に一対にして建立しました。
また台湾で一番大きい湖、日月潭(湖)のそばでは、アリ族の方に卓上ピースポールを贈呈しました。(I.M)
アルゼンチン プエルトマドリンに3本目のピースポール建立
カテゴリー:ピースポール
8月11日、アルゼンチンの海岸都市、プエルトマドリン3本目になるピースポールを海岸沿いに建立しました。CENPAT というパタゴニアの国立研究機関のちょうど向かいです。今回のポールは現地で手作りしたものです。参加してくれたみなさんは、ピースポール仲間です。海岸通はこの街の人が、ウォーキングをしたり、犬の散歩をしたり、多くの人が行き来する場所なので、少しでも人の目にメッセージが多く止まる場所に建てたいと思い選びました。今回は8月いっぱい平和の折り鶴教室も開いております。(A.H)
兵庫県たんたん温泉にピースポール建立
カテゴリー:ピースポール
2017年4月10日、兵庫県豊岡市但東町のたんたん温泉、福寿の湯にピースポールを建立させていただきました。先に仲間で、近くの東経135度、北緯35度の子午線クロスラインで、世界の平和を祈りました。温泉支配人の方に「平和のメッセージがいい言葉なので」とご賛同いただきまして、また建立の際もお手伝いいただきました。桜が満開の中で、うれしい建立でした。 N.M
三重県四日市市、一生吹山のピースポール建て替え
カテゴリー:ピースポール
2017年3月26日、三重県四日市市の一生吹山、毘沙門天内のピースポールを建て替えました。こちらは以前から立っていましたが、より多くの人に見ていただけるよう、土地管理者の方にお願いし、この度境内のよき場所に移設が叶いました。(T.E)
2017年5月22日、和歌山県高山寺でWPPCを開催させていただきました。高山寺は、聖徳太子と弘法大師に因んだお寺で、紀南の弘法さんとして有名なお寺です。高校時代の友人がご住職をされていて、また最近友人が、自分の高校の先輩であることを知り、こうした偶然が重なって、WPPCをお願いする運びになりました。お寺には、合気道の植芝盛平翁の墓所の脇にピースポールが建てられていたので、ピースポール活動の運動趣旨を伝えて、すぐに理解してもらえました。大生物学者、南方熊楠の墓所もあり、今年熊楠の生誕150周年であることから、国際生物多様性の日を選び、各地から26人の仲間が集まってWPPCを行いました。Z.K
スロバキアの小学校にピースポール建立
カテゴリー:ピースポール
6月20日、スロバキアのコシス市のピーススクール(小学校)で、多くの保護者も参加して、学校へのピースポールの贈呈式がありました。このピースポールはある保護者の方からの寄付でした。贈呈式では、この方から愛、平和、幸せについての短いスピーチがありました。子どもたちは、地球や自然に対する感謝の詩を読み上げました。(K.H スロバキア)
昨年ドイツのユネスコスクールのウェブサイトでは、2016年4月のユネスコスクールデーに、フラッグセレモニーをすることが呼びかけられていて、ルアネ・ジムナジウムという学校(高等専門学校みたいな学年制をとる学校)からWPPSミュンヘンオフィスにコンタクトがありました。
同校では今年のプロジェクトデーに、コロンビアのプロジェクトと地元の難民支援のためのチャリティ・プログラムが呼びかけられ、その第一弾として、5月24日には学校の木の周りにプラークをはりつけるというイベントが行われました。プラークの言語は姉妹校の言語と、地元難民の方の言語です。
シンプルですが、プラーク(銘板)を使って、その場にあるものをピースポール化するというのはとてもいいやり方だと感じました。これも一種のピースポールと考えられると思います。 ミュンヘンオフィス
2017年5月、アメリカのミズーリ州のコッティ・カレッジ(女子短大)の卒業式にて、同短大のOGで、WPPSメンバーであるタラ・スチュアートさんが、卒業生に送る言葉をスピーチし、卒業生全員に一人一本ずつミニピースポールを贈呈しました。タラさんは、これらのピースポールが、卒業生一人ひとりを責任ある世界市民として導いてくれるようにという気持ちを込められました。ミニピースポールが卒業生全員に記念品として贈呈されたのは、WPPSに報告されたケースとしては初めてのものです。
コッティ・カレッジは、かつて「世界に友情を育む短大」と称されていました。大学支給のヨーロッパへの卒業旅行は、18年間同大学のシンボルで、学内には25カ国からの留学生が勉学に励み、同短大には、海外諸国へのインターンシッププログラムも用意されています。
2017年5月3日に開催されました、ウズベキスタン・サマルカンドでのWPPCは、オリフ・グルハネ博物館とサマルカンド第9小中学校の2か所で開催され、ともに大成功でした! ピースポールもこれらの2か所に建立されました。
ウズベキスタンでは5月9日を第二次世界大戦における戦没者慰霊の日の祝日と定めていますが、WPPCはウズベキスタンの戦没者への弔意を表すと共に、世界各国の平和への意識を一つにすることを目的に実施されました。日本からは、7人がスタッフとして参加しました。これは、長年、ウズベキスタンとの交流を継続してこられた高山さんのご尽力により、実現できました。
この文学博物館、兼植物園では、約50人の方々が参加され、小中学校では、約200人の生徒と教職員の方々が参加されました。またピースポールは、博物館では公道に面したところに建立され、小中学校では校庭の目立つところに建立されました。博物館でも小中学校でも、「〇〇が平和でありますように!」、「〇〇ダ ティンチルク ボルスン!」との大唱和が自然に湧きおこり、盛大なWPPCとなりました。
博物館でも小中学校でも、ピースドールをはじめとするピースグッズが大人気でした。ピースグッズは、観光地も含めて約2,000個を配布することができました。直接的、間接的に参加くださいました方々、ピースドールなどのピースグッズを提供くださいました方々、ご寄付をくださいました方々、その他さまざまな形でご協力くださいました全ての方々に、心から感謝申し上げます。
NPO法人インターナショナル世界平和の響き