2015年9月19、20日岡山県笠岡市北木島楠海水浴場にて第1回北木島ピースフェスティバルを開催しました。これは、第1回ピース・フェスティバル・ウィーク in岡山の前半に当たります。オープニングセレモニーで行ったフラッグセレモニーでは島内外からのお客様はもちろん出店で来られていた方々やスタッフも参加して、約40名の方が世界各国の国旗を手に平和の祈りを捧げました。当日は快晴でキラキラと輝く海の青さも一際、瀬戸内海の穏やかな美しさが一層ピースフルな雰囲気を演出していました。行事中燦燦と輝く太陽の下に小さな虹も現れ感動的セレモニーとなりました。
午後から各種ワークショップ、出店、そして音楽ライブは夜中の1:00まで催し満天の星空と潮騒そして焚火の中、美しい調べに出演者も含め皆日常を忘れ恍惚の時を楽しんでいました。翌日は朝から会場にいる人総動員で片付と清掃をしました。北木島は笠岡諸島で最も大きい島、石材産業で栄えた島でバブル後は衰退の一途を辿るのみ。現在は高齢化率68%という過疎地です。会場である楠海水浴場もその昔はたくさんの海水浴客で賑わった場所ですが10年以上前からほとんど人が来ないゴミだらけの閑散とした砂浜です。まだかろうじて残っている美しい大自然を最もいい状態で残していけるように、そしてそこから純粋な世界平和を発信しつづけていけるように、第1回北木島ピースフェスティバルは参加者(延べ約70人)の多寡とは関係なく参加者全員の心に残る大成功のイベントとなりました。(Y.K)
昨年の雨の中でのWPPCと打って変わって、例年にない厳しい炎天下でのセレモニーとなりましたが、完璧なWPPCを開催することが出来ました。これもひとえにWPPS日本オフィスを始め、関東から、九州まで全国各地から駆けつけて下さった100人以上の応援や全国からのあたたかい御支援の賜物であります。
原爆投下から70周年となる今年は、世界中、日本中から例年よりもはるかに多くの人々が広島に来られました。多数の外国人が、親子連れ、家族連れで私たちのセレモニーに気持ちよく参加くださり、明るく各国の旗を掲げ、平和を祈っていただけました。また、広島市と姉妹都市であるドイツのハノーバー市の市長さんが特別に御参加くださり、ドイツの国旗を掲げ、平和のスピーチをしていただきました。
今回は、アメリカのWPPS国際本部からフミ・ジョーンズ エグゼクティブ ディレクターとジュールズ・ラモアさんがご参加くださり、力強い平和の光を世界各地に発信できました。特に、ピースパル国際アートコンテストでは、"Love to Hiroshima, Love to Nagasaki"のテーマで世界から応募のあった数千人の子どもたちの絵の中から、その優秀作品の発表を8月6日の広島の地から発信できたことは、画期的なことだと思います。子ども達の作品は訪れた人々にも大きな印象を与えたように思います。これ等のイベントに広島の地元として少しでもお手伝いできたことは大いなる喜びであり、幸せな時間となるものでした。
人種、国家、世代を超えて、心から世界の平和を祈ることが出来る特別な場として、今年も、広島、長崎の重要性を強く再認識させられました。来年はさらに力強く皆様と平和を発信できることを楽しみにしております。全国からいただいた、ピースメッセージ、ピースグッズも、訪れた方々に大変喜んでいただけました。 皆様方の多くのご支援、ご協力で初めて成り立っている広島WPPCでございます。今後ともご支援の程よろしくお願い申し上げます。
2015年8月吉日
広島WPPSメンバーズ
代表 冨永
中国・四川省と吉林省にてピースドール
カテゴリー:ピースドール
2015年7月4日から12日にかけ、主人が出張で初めて中国に行きました。
中国語と日本語のシールを貼り、四川省と吉林省にある訪問先の会社2社に50個ずつと、行く先々で出会った方に手渡しながら、全部で160個のピースドールをプレゼントしました。
可愛いピースドールをみんなとても良い笑顔で喜んでくれたようです。特に写真のレストランの女性従業員の2人の喜ぶ笑顔は、とても印象に残ったとのことでした。
協力してくれた主人に心から感謝しています。いつも心のこもった可愛いピースドールを作って下さるボランティアの方々に、心から感謝申し上げます!! (A.I)
戦後70年、広島・長崎の原爆投下、富山空襲その他戦争で亡くなられた御霊に思いをいたし、戦争のない平和な世界が実現するように世界各国の平和を祈るWPPCを8月9日、富山縣護國神社で開催しました。プログラム(1.開会挨拶 2.戦争で亡くなられた御霊たちへ感謝の黙祷 3.WPPC 4.平和の黙祷 5.閉会の挨拶)
福井県から2人の小学生を含む5名が参加し、富山県からの13名と合わせて計18名が参加しました。長崎原爆投下70年のこの日はまた、8月2日の富山大空襲のちょうど一週間後でもあります。戦争で亡くなられた方々のことを思い、世界各国の平和の祈りを捧げました。爽やかな風が会場の石舞台を吹き渡り、神社の神様も喜んでくださったと思いました。(T.J)
花々が咲き誇る中、12回目となる大徳寺保育園(京都市北区)でのWPPCを4月27日に開催しました。先生から「世界の国には家もなく、食べ物もなく、たいへんな子どもが大勢いるので旗の国の名前を大きな声に出して、お祈りを届けましょう」と話していただきました。その後おしゃかさまの歌を全員で歌い、手作りのお守りと風船のプレゼントがあり、閉会挨拶があって終了しました。(K.H)
(写真は左から、キャロラインさん、校長、市長、本人)
3月26日から28日まで、北イタリア、コモ湖やミラノの近くのセンナ・コマスコという町の中学校で、平和教育とフラッグセレモニー、ピースポール建立をしました。アラントン聖地に7年前から毎夏、30人以上の学生を連れて合宿をさせながら、英語の勉強と平和教育を体験させている、カリスト先生という英語の元高校教師のイタリア人の友人が、この中学校にコンタクトしたのがきっかけでした。彼は、アラントン聖地に始めて行った時から、ソサエティの活動や平和教育にとても感銘を受け、それ以来毎年、彼の町、カンツーの高校、中学校、小学校、養護施設等でフラッグセレモニーとピースポール建立を提案し、私や友人のマルティーナさんと一緒に計画し、平和活動をどんどん広めてくれています。カリスト先生は、まさにピースメッセンジャーとして、平和教育を学校に導入し、ピースポール建立とフラッグセレモニーについて先生方に熱を込めて説明し、毎年どこかの学校で計画するのを生き甲斐としているように思えます。
さて今年は、アラントンオフィスのキャロラインさんと御主人も駆け付けて下さり、マルティーナさんと私と一緒に最初の二日間、すべての子ども達に平和教育、書道、折り紙の授業をしました。子ども達も先生方も驚くほど熱心で、みんな真剣にそれぞれの課題に取り組んで、素晴らしい作品を仕上げました。先生方の中で、折り紙が少しできる人がいて、冬の間に子供達に折り鶴の折り方を教え、まだひとりで出来ない子もいましたが、みんなで千羽鶴を折って、広島の原爆公園の佐々木貞子さんの像の下に捧げるため、日本に送ることになっています。私は、折り紙クラスを担当しましたが、普通の鶴はもうみんなが知っていたので、尾を引っ張ると羽ばたく鶴や祝い鶴、紙風船などを教えました。
また、折り紙教室をする前に、「私達はみんなオリジナルでスペシャルであり、それぞれが大切な能力や性質をギフトとして内に秘めているのだから、それらの生まれつきの特別なギフトをどんどん引き出して顕わそう」と呼び掛けました。そして、学生達に自分の手の形を紙に写してもらい、 それぞれの指に光明の言葉(愛、調和、平和、勇気、優しさなど)を書いてもらい、その5つのギフトの言葉をペアになって、「私は愛です。私は平和です、、、。」と宣言し、相手にそれを聞いて認めてもらう(「Yes!Yes!」)というエクササイズもしました。
3日目の3月28日には、ペルティーニ中学校に保護者、市長、市議会員、町や県の平和協会の代表者等の来賓の方々も招いて、フラッグセレモニーとステンレス製の折り鶴をトップに備えたオリジナルピースポールを披露しました。フラッグセレモニーでは全校生120数人が旗手を務め、小学校からも100人ほどが参加して、一緒に平和の祈りを唱えました。子ども達が、平和についての詩やメッセージを朗読し、平和をテーマにした歌も合唱してくれました。先生方や御両親の中には、「フラッグセレモニーで感動して涙を流した」とおっしゃって下さった方が多くあり、嬉しかったです。オリジナルピースポールは、中学校の美術の先生お二人がデザインし、市長さんがこのプロジェクトを高く評価して下さり、町が製作費用を負担して下さいました。ピースポールの中にはライトが設置してあり、夜にはライトアップされて、四カ国語(日本語、英語、イタリア語、フランス語)が闇に浮きあがって光るようになっています。
非常に密な3日間でしたが、先生方とも子どもたちとも深い交流が出来ました。フラッグセレモニーの時も、ピースポールに書かれている平和の言葉を奉唱した時も、参加者全員が心をひとつに、声を揃えて唱えて下さり感動に包まれました。(T.S.)
2015年6月、私たちの一行5名は北欧4カ国(フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク)を旅行して、各地で出会った人々にピースドールをお渡しして交流しました。機内で客室乗務員の方にピースドールを差し上げると、降りる時には二人の方が誇らしげにドールを手にして微笑んで見送ってくださいました。またフィヨルドのホテルに宿泊した時には、ホテルの社長にプレゼントしましたが、社長は翌朝、「この言葉は素晴らしい」と伝えにわざわざ私たちのところに来てくださいました。ピースドールは、受け取られた人々の心に、いつまでも平和の光を灯していくことでしょう。(M.K.)
息子が通う英会話スクールでお世話になった2人の先生が、イギリスに帰ることになりました。
お別れの日に、ピースドールをプレゼント すると、大変喜んでくれました!!
記念に一緒に写真を撮ってもらい、その写真をHPに掲載しても良いかなど、私なりに一生懸命、初めて英語で伝えることができ、感無量でした!!とっても綺麗でステキな先生でした。
ピースドールを制作して下さる皆様、本当にありがとうございます。
これからも海外の方などに「ピースドール」をプレゼントしていきたいと思います。(I. A)
日本オフィスに寄せられたちょっといい話
カテゴリー:ピースポール
(写真はイメージであり、本文と直接関係はありません)
日本オフィスにピースポールに関するちょっといいお話が寄せられましたので、ご紹介したいと思います。
数年前のことですが、私はアメリカのボルダ―に戻りました。私が学生時代を過ごした街です。
私が川に沿ってランニングしていると、ふと見たこともないポールに目が留まり、立ち止まりました。
それは4面に世界の平和を願う言葉が書かれたポールでした。私はたちまちこのポールに魅了されました。
翌日は、当時知り合ったばかりの友人を訪ねて教会を訪れました。するとそこにもピースポールが立っていたのです。そして次々にピースポールが私の行く手に現れはじめたのです。翌週はニューメキシコの平和センターに行くとそこにもピースポールがありました。そのピースポールはまだ到着したばかりで、これから立てられるために、テーブルの上に載せられていました。あまりの連続性に何か宇宙の見えない手に導かれているような気持ちになりました。
このようなことが、何か宇宙からの贈り物、そして祝福のように働いていることを受け入れることに時間がかかって今日になってしまいましたが、このような素晴らしいピースポールを立てられているみなさまに、心から感謝と愛の念を捧げたいと思います。
(アメリカ L. N.)
2014年9月27日に噴火し、多くの犠牲者を出した御嶽山ですが、私達の同志のどなたかが噴火以前に山頂にピースポールを立てて下さっていました。
今回噴火前と噴火後の写真を入手しましたので、ご紹介いたします。
噴火後の写真では、ピースポールの頭の部分が噴火で吹き飛ばされたのが見てとれ、ピースポールもさぞお役目ご苦労なことであったと思います。
噴火の犠牲者になられた方々に対し、心よりご冥福をお祈りいたします。
ピースポールがみなさまの平和の精神を呼び起こし、犠牲者の方々の鎮魂に役立つことを願っております。(写真上が噴火前、下が噴火後)(K.F.)
下の写真は長野県警提供のもので、時事ドットコムに掲載されたもの