2016年9月25日、国連が世界によびかける国際平和デーに呼応して、京都の石清水八幡宮にて、三年連続となる、世界各国の平和の祈りのフラッグセレモニーを開催させていただきました。
平成28年2月に本社10棟が国宝に指定されたこの神社は天皇家とも縁の深い大変格式が高い素晴らしい神社です。ご来賓の皆様を始め、この行事に携わるボランティアスタッフや参加者の皆様の姿からも気品を感じました。
まず、最初に正式参拝を行いました。正式参拝とフラッグセレモニー、この両方をさせていただいたことで、世界平和に対する私達の貢献は、相乗効果を上げられたように感じました。
そして、フラッグセレモニーの前に、全国の神社本庁の総長を務めておられます石清水八幡宮田中恆清宮司が大変ご多忙の中をお越しくださり、お話を賜りました。またこのような平和を祈願する行事が行われることをお喜びくださいました。
それから、続いて4名のご来賓
石清水八幡宮 禰宜 西 中道(にし なかみち)様
比叡山延暦寺 総務部長 副執行 獅子王圓明(ししおう えんみょう)様
元高野山密教文化研究所所長 中村本然(なかむら ほんねん)様
西日本霊性センターイエズス会聖ヨハネ研修センター神父 アレックス様(Alex Varickamackal,S.J.)にお話しを賜りました。
西様は、まだまだ世の中に紛争が絶えないので、私たちは祈り続けなければならないというお話と、石清水八幡宮にイエズス会の宣教師ルイス・フロイスが訪れたという記録が残っていることを教えてくださいました。
比叡山延暦寺の獅子王様は、アッシジの精神を継承すべく始められた比叡山宗教サミット「世界平和祈りの集い」を毎年8月4日に開催していること、ワールドピースプレヤーソサエティ(WPPS)の西園寺昌美会長も2回参加されたことをお話しくださいました。そして、その行事が来年30周年を迎えるにあたって、ローマ法王をご招待しお返事を待っていると続けられました。また、ローマ法王もご参加された30周年を迎えたアッシジ世界平和の宗教対話集会に、延暦寺からも参加されたそうです。
比叡山宗教サミットの歴史:http://www.tendai.or.jp/summit/history/summary00.html
中村本然様は、まず、石清水八幡宮も比叡山延暦寺も高野山も昔は一緒にいるのが当たり前の状況であったとお話くださり、西様、獅子王様と三人がステージ中央で並んでお立ちになりました。中村様はこの日のために世界平和を願うお祈りを20万回なさったそうです。
アレックス神父様は、「己の心と調和し、他者と調和し、自然と神と調和することが大切であり、自然界と私たちは、各自の心に内在している神を通じてつながっている」というお話をしてくださり、サンスクリット語のいつでもどこでもできるシンプルな平和の祈り言葉を教えてくださいました。
このように、異なる宗教宗派のご来賓の方々による有難いスピーチによって、古(いにしえ)からの深い縁(えにし)を知ることができました。またその皆さまが、フラッグセレモニーにて、この時期に手を携えてご一緒に、国旗を掲げて世界各国の平和を祈って下さったことに、深い意義と感動を感じずにはいられませんでした。
そして、フラッグセレモニーは、神聖な神社の厳粛な雰囲気の中執り行われました。世界194カ国とその他の地域を代表する気持ちで、神前にて一カ国ずつ国旗を掲揚し、心の籠った世界各国の平和の祈りとなりました。
こんな素晴らしいことが他にあるだろうか?と思うぐらい感慨深いものでした。
このように多種多様な方々が、一つの目的である地球人類の平安と世界各国の平和の祈りを、世界に向けて発信されている尊いお姿は、見たことが無いほど素晴らしいものでした。
この『石清水八幡宮 世界各国の平和の祈り』は、
神道の神々様、
イエス・キリスト様、
高野山の弘法大師(空海)、
比叡山延暦寺の伝教大師(最澄)も、
世界人類が平和になってほしいと願ってらっしゃるような気がしました。
これからも、益々、《宗教宗派関係無し、宗教の有無、関係無し、人種・国籍・性別・年齢関係無しで》、この運動が広まれば、この上ない喜びです。
これからも、世界各地でこのような人類愛のセレモニーが開催され続けるよう働きかけて参りたいと思います。
世界人類が平和でありますように
W.Y.
2017年1月4日からスリランカで平和活動を行いました。コロンボから車で片道5時間ほどのアヌーラダプラには、2300年前にインドのブッダガヤから分け木をされた菩提樹がいまも生き生きと生き続けています。その菩提樹は2500年前にお釈迦様が悟りを得られた時に、暑い日差しから守ってくれたと言われています。その菩提樹がインドから運ばれた頃に創建された寺院『スリマハボディビハレ』に卓上PPを贈呈しました。またその往復に立ち寄った休憩所やレストランにもピースドール、卓上ピースポールを差し上げ「平和が必要なスリランカに平和のメッセージを伝えてくれてありがとう」と感謝の言葉をたくさんいただきました。F.K
2017年12月、約6年ぶりに久しぶりにイスラエルを訪れました。まずテルアビブから北上し、ハイファのステラマリスカルメル修道院へ。次に18年前から何度か平和交流をさせていただいている、ユダヤとアラブの共同体「ネベシャローム」、ユダヤ人とアラブ人が共に学ぶ「ハンドインハンド」を訪問。また、シリアの国境ゴラン高原まで赴き、シリア、レバノン、ヨルダンの平和を祈りつつ、修道院や共同体、近くのワイナリーに卓上ピースポール、ピースドールを贈呈。クリスマス直前のナザレやベツレヘムでも平和のギフトに神父様、シスターたちも喜んでくださいました。F.K
2016年12月10日、故郷、沖縄県名護市のNPO法人「ぬぶてぃーだ」(昇る太陽)協働作業所にて、東京の友人(2人)、五井平和財団沖縄グループのメンバー(8人)と共にWPPCとピースポール建立を行いました。「ぬぶてぃーだ」代表の大兼久さんは幼馴染みで、スタッフの皆様、通所者の皆様ともども今回の行事をあたたかくお迎えくださいました。地元の方や高校時代の友人、名護市市議会議長の屋比久稔さんもご参加くださり、約40人で行いました。皆様積極的に国旗を掲揚してくださり、最後に沖縄県と名護市の旗を掲げて、皆でカチャーシを踊ってWPPCを終了しました。その後記念撮影をして、全員で庭に出てピースポールを建立し、日本語、英語、中国語で世界の平和を祈りました。晴れ渡った空の下、参加者全員の笑顔が輝いていました(Y.K)
昨年7月21~24日には、一般財団法人・日本リーダー育成協会主催によるキャラバンツアー「歴史の真実探訪ツアー」台湾篇に参加し、ピースドールを各地で出会った人々に差し上げました。ピースドールの他にも、台湾語、或いは標準タイプの卓上型ピースポールを持参して複数の講演者に直接、或いは間接的に贈呈。更に、平和メッセージ付きの即興似顔絵を一緒にその場で贈呈。その他、ツアーガイドさんや台湾歴史の要・芝山公園六氏先生の廟での墓守さん、有名な八田與一記念館・烏山頭ダムの案内人、或いは日本統治時代に美しい日本語教育を受けた年配の方々と交流し、ピースドールや即興似顔絵をプレゼント出来、楽しく有意義な旅を体験できました。(O.M)
ネパールの首都カトマンズから約200㎞離れたリゾート地ポカラ へ赴き、施設一ヵ所、学校二ヵ所(ギャノダヤ・ ボーディングスクール(小中学校)とクムディニ・ホーンズ高等学校)の合計三ヵ所にてWPPCを行い、ギャノダヤでは、卓上ピースポールも贈呈しました。私達のメッセージを受け入れて下さり、心の壁がないネパールの人々に驚かされ、感動の貴重な日々でした。 (写真はギャノダヤのもの) H.M
12月13日、玉野市立山田中学校にて、「岡山ユネスコ協会」と「平和の樹」協働による第2回目の出前授業を実施。 《1年生(28名) の総合学習の時間に「平和のために自分に何ができるかを考える」をテーマに「平和に向けての様々な活動を知ろう」を目標として2時限の授業を行いました。
平和な世界を希求し、日韓の架け橋として、韓国の伝統文化を精力的に伝えておられる韓国ソウル出身で岡山在住の舞踊家、曹永姫(チョ・ヨンヒ)さんのお話と踊り、岡山ユネスコ協会と平和の樹の活動紹介をし、様々な活動を知った後は、国際平和への理解と意馘向上に繋がるよう世界193ヶ国とその他すべての地域の国旗を一国一国掲げ平和を祈る「ワールド・ピース・プレヤー・セレモニー(WPPC)」を行いました。
世界は今なお戦争、貧困、病気、環境等々様々な問題を抱えている。これらは遠い国の事ではなく、誰にも大きく関わっていることであり、このような中で、地球上の平和を願う活動、自国と他国の文化を大切にする活動は世界中で行われているという事と、何時でも、誰にでもできる平和への架け橋である活動を知り、身近なところから始まる世界平和を考える授業になったと思います。 (平和の樹)
今年の2月に続き、今回は合計9名でアメリカのサイパンを訪れ、11月27日~30日まで活動して参りました。11月29日(火)には、17:30からの"San Vicente Church"に於けるミサの中にフラッグセレモニーを完全に組み込ん下さる事になり、異例のスペシャルイベントとなりました。又、ピースポールメンテナンスの確認と卓上ピースポール3本を贈呈して参りました。
第二次大戦の玉砕の島であるサイパンでは、約6万人が犠牲になっておられます。近い将来、こちらでも宗教調和行事が実現出来れば、と考えておりました所、この度の訪問でフィエスタリゾートホテルのツアーデスクのデリオンゲレロ京子様とその義母・マリア様(教会責任者)そしてJason A.Granado神父様の特段のお計らいにより"San Vicente Church"に於ける今回の運びとなりました。教会関係者の皆様にフラッグセレモニーを体験していただき、とても素晴らしい交流ができました。(O.Y)
インドネシア・バリ島にピースポール建立
カテゴリー:ピースポール
友人のインドネシア、バリ島でのワークショップ参加のおりに、ヒーリングセンター予定地バリ島北東のTianyarの森の中に、参加者と現地の人たちと一緒にピースポールを建て、世界平和を祈りました。この場所は、ハワイのカウアイ島のヒーラーのソフィアさんが計画中のヒーリングセンターになる予定です。(2015年9月27日)(I.K)
11月20日(日) に、沖縄県那覇市新都心公園で開催されましたWPPCを行いました。
公園に遊びにきていた地元の子どもたち、小学校入学前の子どもたち数人をはじめ、小中学校の子どもたちと、親御さん、おじいちゃん、おばあちゃんなどが、楽しそうに、元気よく、国旗を掲げながら世界平和の祈り言葉を唱えてくださいました。今回、新たに30人ほどの方々が、世界平和の祈り言葉を唱えてくださいました!
今回、首都圏から13名、沖縄の方々が数名、参加くださり、スタッフ約20名を合わせて、総勢約50名でのWPPCとなりました。
子どもたちが、「世界人類が平和でありますように、○○国が平和でありますように」と唱える姿を見ていて、とても微笑ましく、ほのぼのとした幸せな気分にりました。やはり、WPPCは、素晴らしいイベントだと、改めて感じました。 NPO法人インターナショナル世界平和の響き