9月9日~23日に岡山県・市両教育委員会の後援、岡山市と岡山ユネスコ協会の共催を頂き、ピースフェスティバルを開催しました。
9日に岡山シンフォニーホールにて14組のアーティスト達による「愛と平和」をテーマにしたピースコンサートを実施。倉敷児童合唱団による各国の国旗を用いたパフォーマンスもあり、会場は優しく温かい音色に包まれ、約300名が未来への希望と共に平和を願う心を一つにしました。
21日に笠岡諸島北木島にて、国際平和デーに合わせてWPPCを実施。絶好のお天気の青空下、青い海を前に行ったセレモニーで世界の繋がりを感じました。
23日最終日には、石山公園にて、ミニピースコンサートとWPPCを実施。ミニコンサートで会場が一体となった後、県内外からの参加者80名で世界194ヶ国の国旗を掲げ祈るセレモニーを行いました。通りがかった、台湾とトルコの方も笑顔で参加して下さいました。
フェスティバル最後は、各国の国旗を一人一人が手に持ち「平和でありますように」の歌声とともに44年目のピースパレードを表町商店街で行いました。今年もピースフェスティバルを通じて多くの方々と心を一つにして、岡山から平和の祈りを世界に発信しました。(平和の樹)
2017年8月、フィリピンのミンダナオ島を訪れ、3つの小学校で平和活動を行いました。
14日は、バタサン小学校の400人の子どもたちと先住民のチーフ、マキララ地区の区長、校長、PTA会長、NPOの代表、その他地域の人々とセントラルパークにて、7mの大型ピースポール建立式、フラッグセレモニーを行い、ピースドールを贈呈して喜ばれました。7mの大型のものは、地元の人々の注目を集め、恒久的なものを建てたいと思ったことが動機でした。フィリピン最高峰のアポ山の麓に、コンクリートで地下の基礎工事から始め、7メートルのピースポールを建立したものです。
6月には戒厳令が発令され、社会的に不安定な中での平和活動でした。この地域は先住民とキリスト教系の住民が半々の割合であり、まだまだ衝突が絶えないのが現実です。
特注ピースポールの正面には、先住民の言語で「フィリピンが平和でありますように」と表記しました。フラッグセレモニーでは、参加者全員で、フィリピンと世界の平和を祈りました。
15日は、キダパワンシティのキダパワンシティ小学校(モデル校)で1600人の児童と共にフラッグセレモニーを行いました。次回訪問の際もセレモニーを行うことを約束してきました。時間の関係で、記念撮影は2クラスのみでした。
16日は、同市のラナオ中央小学校で、800人の児童と共にフラッグセレモニーを行いました。学校側が、今回のピースセレモニーの告知ポスターを製作して、学校正面にポスターを掲げてくれていました。学校側の配慮にとても感動しました。政情が不安定な中、参加者全員が一丸となって世界各国の平和を祈ることができました。
O.A & O.H
8月7日、今年も五島列島の福江島を訪れ、ピースポール建立とWPPCを行いました。これは福江城(石田城)五島氏庭園・改築完成を祝いとして記念にピースポールを寄贈させていただいたものです。五島列島は、江戸時代には福江藩として五島氏によって治められていました。第35代当主は、典昭氏で、城山神社の宮司も務められています。幕末期に海防から作られた福江城の中にある五島氏庭園は、国指定名勝です。
まずは、美しく改築されたお城と庭園の随所を見学させていただき、素晴らしい説明を伺いました。その後改築記念ピースポールの建立と、駐車場のピースポールのメンテナンスを行いました。
城山神社に移動し、宮司に開会のご挨拶をいただいた後、祝詞と祈祷をしていただき、第1回ワールド・ピース・フラッグ・セレモニーを行いました。清々しく気持ちのよいWPPCでした。宮司には、「フラッグセレモニーという貴重な体験をさせて頂いたのも有意義でした。国境離島での、平和への願いが多くの方々へ伝わるよう願っています。」というお言葉をいただきました。この他、 以前神社の2カ所に建てさせていただいたピースポールのメンテナンス、プラークの張替えなどを行いました。
翌8日には、上五島を回り、政彦神社を訪れました。政彦神社の鳥居をくぐると英語、中国語、ハングル語等で説明案内がありましたので、ここだと思いました。今回のピースポールは正に、英語、中国語、ハングル語、日本語の4面で「世界人類が平和でありますように」と書かれたものを用意していたのです。 宮司が東京へ出張中で不在でしたので、奥様にお願いして参りました。(O.Y)
私たち一行は、5月6日から8日にかけて台湾での平和活動に出かけました。今回の目的は、台湾の先住民族の聖地にピースポールを建てることです。
始めに茶の名産地でもある「阿里山」に向かいました。日本でも台湾茶は人気です。台湾には16の原住民族がいると言われていますが、阿里山は「ツォウ族」の聖地です。
(台湾では「先住民」は、今は存在しない民族の意味なので、「原住民」が公式に使われている)ここは台湾有数の観光地で、阿里山国家風景区内には海抜2600メートルまでの山々が連なり、多種多様な動植物の生態を形成しております。茶畑は海抜1200メートルところに作られていて、その茶畑の所有者の方が我々の趣旨に賛同してくださり、建立してくださいました。
リーリーガーデン・リッチフォレストホテル日月潭は「アジア最大級の木造屋」といわれています。建物全体がヒノキで作りです。かつては米国STAR SERVICEより超五つ星ホテルと評価されたこともあります。同ホテルにピースポールを2本、正面玄関前に一対にして建立しました。
また台湾で一番大きい湖、日月潭(湖)のそばでは、アリ族の方に卓上ピースポールを贈呈しました。(I.M)
千葉県の"愛と平和の響き"展でピースパルアート展示
カテゴリー:ピースパル
2017年7月21日(金)~23日(日)、千葉県の船橋市民ギャラリー 第2ホールにて"愛と平和の響き"展を開催しました。作品は愛と平和を響かせる手作り作品‐絵、書、写真、手芸品、置き物、ピースグッズ(ピースドール、ピースポール、折り鶴、はがき、カード、しおり、アクセサリー等)に加えて第19回ピースパル国際アートコンテスト作品を展示しました。
世界の子どもたちの、心から平和を願う気持ちが現れている絵を見た方々が、「色彩豊か」「純粋さが出ている」「発想がすばらしい」「大人はこうは描けません」等、感心、感動していました。
またご来場の方々に、ピースグッズを差し上げますと、皆さま大喜びでお持ち帰りしました。「本当に?うれしい。蒸し暑い中来て良かった。」{これいただくわ。来たかいがあった。」「友だち連れて来る。」等うれしそうでした。
(O.Y)
高知では毎年広島WPPCに合わせて、日時を同じくしてフラッグセレモニーを行っています。今年も幼児から80代の方々が20名程で集い、平和の大切さと祈りを国旗に込めて掲げました。皆さんいきいきと幸せに満ちてセレモニーを行い、最後に円になってディバインスパークを歌いました。(K.T)
アルゼンチン プエルトマドリンに3本目のピースポール建立
カテゴリー:ピースポール
8月11日、アルゼンチンの海岸都市、プエルトマドリン3本目になるピースポールを海岸沿いに建立しました。CENPAT というパタゴニアの国立研究機関のちょうど向かいです。今回のポールは現地で手作りしたものです。参加してくれたみなさんは、ピースポール仲間です。海岸通はこの街の人が、ウォーキングをしたり、犬の散歩をしたり、多くの人が行き来する場所なので、少しでも人の目にメッセージが多く止まる場所に建てたいと思い選びました。今回は8月いっぱい平和の折り鶴教室も開いております。(A.H)
2017年8月10日~ 16日まで、フィンランドのヘルシンキ経由で、バルト三国を訪れました。前回が、ソヴィエトのゴルバチョフ時代の戦車による流血事件の時だったので、大変懐かしい旅でした。当時は、エストニアなど観光ゼロでしたから。今回は北から順番に南に下った感じです。
旧ソヴィエト時代を遡り、ロシア支配のずっと以前から、他国の支配下にはいらぎるを得なかったこの三国には、複雑で美しく、しかし熟成された美意識を備えた筋の通った生き方があるように感じられました。帝政ロシア時代に世界最強だったロシア艦隊を破った日本に対して長く歓喜に沸き返った話も有名です。ユダヤ人にヴィザを発給した杉原千畝もリトアニアにいました。
エストニア→ラトヴィア→リトアニアと南下するにしたがって、ピースドールヘの反応も敏感になり、リトアニアの首都ヴィルニュスでは、受け取ったとたんに、世界のという一字を発見すると、マラジェーッツ!(素晴らしい)というは声を上げたおばさんと青年がいました。彼らは教会で掃除をしていました。白亜の美しい聖ペテロ&パウロ教会の入り口で物乞いをしていた青年が、お人形の意味を察すると、うずくまっていた全身から突然飛び上がって、私に抱き着いてきました。ラトヴィアやエストニアは、何度もソヴィエトには侵攻されていますので、いまだにロシア語があちこちから聞こえてきて悲しみに誘われました。
ラトヴィアの首都リガの教会で掃除をしていたあるおばさんは、私が英語で話しかけても、まったく分からないと受け入れ態勢ゼロ風の反応でしたが、いったんピースドールとピースメッセージの内容がうっすら分かってきたら、顔を満面にほころばせて、受取りました。帰りがけに出口で後ろを振りむいてみると、彼女はまだ丹念に一枚一枚のピースメッセージを読んでいるのでした。
今回は多くの教会や宗教施設を回りました。特に驚いたのは、迷って入った施設が何とリトアニア軍の本部で、人形とメッセージを渡した後になって、初めて分かったことです。
(Y.K)
2017年8月19日(日)に、 キラリナ京王吉祥寺の屋上でのフリーマーケット会場で開催されました「WPPC吉祥寺フリマ」は、成功でした!
雨が心配されましたが、薄日が差すという、WPPCにとっては、絶好のお天気になりました。参加者は、少なかったですが、フリマに出店された方々も、熱心にWPPCを見入ってくださいました。東京都武蔵野市から、世界に向けて、世界平和の響きを響かせることができました!
インターナショナル世界平和の響き
今年は一般の方に広く参加していただこうと思い、仲間に呼びかけ、友人、知人、親戚や、国際交流関係の団体にも声をかけて参加をお願いしました。新聞社にも案内し取材を依頼しました。
7月30日、72年前の富山大空襲、広島と長崎の原爆投下、人類の歴史上のすべての戦争で亡くなられた方々の慰霊の黙祷を行い、世界各国の平和の祈りを祈りました。その他のすべての国の平和を祈った後、世界人類が平和でありますようにと祈り、最後に世界平和のための黙祷を行いました。
約50名の人が参加しました。参加者の中には、トヤマ・ムスリム・センター代表理事のサリム・マゼンさんを含む3人のムスリムの方、福井県や石川県から参加した方、神社にお参りに来た家族もありました。翌日、地元の新聞(北陸中日新聞)に行事の写真と記事が掲載されました。
ワールド・ピース・プレヤー・ソサエティー賛同富山グループ