9月21日は国連「国際平和デー」で、世界中の停戦とあらゆる非暴力がよびかけられています。
ワールド・ピース・プレヤー・セレモニー、ピースポール建立やメンテナンス、卓上ピースポールやピースドール、ピースグッズの製作とプレゼントなど、皆様でできる平和活動をぜひ行ってください。
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http://www.unic.or.jp/news_press/messages_speeches/sg/1815/
シエラレオネにユニークピースポール
カテゴリー:ピースポール
彫刻家のオットー・ハーツさんは、WPPSミュンヘンオフィスのよき友人の一人です。ユニークな形のピースポールを多数手がけてくださっています。
6月4日、シェラレオネの首都フリータウン近郊の、フォリコロという町にオットーさんの提案でユニークな形のピースポールがこの度建立されました。青、白、緑はシエラレオネの国旗の色です。4面は英語、ドイツ語、フランス語、アラビア語です。
この巨大なピースポールは、オットーさんに敬意をこめて、オットーさんのお誕生日に行われました。建立式には、シエラレオネ大統領補佐官、陸軍司令官、その他の要人と地元の方々が参加しました。(WPPSミュンヘンオフィス)
アメリカのイリノイ州にユニーク・ピースポール
カテゴリー:ピースポール
アメリカのイリノイ州エルジン(シカゴの近く)で5月23日に、ユニークな形のピースポールが建てられました。これは、地元ロータリークラブが退役軍人記念公園に建てたものです。建立式はエル人市市長をはじめ多くのロータリークラブと退役軍人会のメンバーが参加して行われました。
まず世界196か国を模した196個の石に各国の国際電話の国番号が振られ、ステンレスのケージで囲ってあります。ケージの4面には、英語、点字、ネイティブアメリカンのポタワミ族の言語、ピースシンボル(☮)が配されています。ピースポールの前には、「平和は人類とロータリークラブのゴールであり、エルジン市のロータリークラブがここにこの碑を建てる」と書かれてあります。
地元ロータリークラブの創設メンバーの一人が1999年から試行錯誤して、ようやく完成したとのことです。途中闘病生活を乗り越えてのゴールということでした。
シカゴ・トリビューン紙のウェブサイトにも掲載されました。
(WPPS NYオフィス)
朝鮮半島の平和の祈りの呼びかけ
カテゴリー:その他
広島WPPCに参加した音楽家のジェームズ・トワイマン氏が、朝鮮半島の軍事境界線(38度線)に行き、朝鮮半島の平和を祈ります。
期日:ニューヨーク時間 9月16日(土) 12:00(正午)から15分間
日本時間9月17日(日) 午前1時から15分間
トワイマン氏は、できるだけ多くの人にこの祈りのことを知らせ、同時参加してもらいたい、と呼びかけています。
WPPSでもみなさまのご参加を呼びかけます。
ドイツのカトリックスクールでピースポール制作
カテゴリー:ピースポール
アーティストのオットー・ハーツさんは、多くのピースポール作品を作ってくださっていますが、同時に学校で話をする機会には、ご自分のピースポール制作とピースポールについてご紹介くださっています。
この度、ハーツさんのご紹介で、ミュンヘン中心部にあるカトリックスクールのロマーノ・グアルディーニ高等専門学校では、祈りによる世界平和運動の趣旨にご賛同をいただき、生徒たちが2本のピースポールを制作しました。
1本目のプラーク(銘板)は、ミュンヘンオフィスが寄贈したもので、5枚目の空白のプラークには、第13学年の生徒全員が平和の願いを書き込みました。
2本目のピースポールは、ヘブライ語、アラビア語、ドイツ語、スペイン語で書かれています。
建立は5月3日に生徒たちと近隣の住人を集めて学校の敷地にて行われ、WPPSと五井昌久氏が始めた祈りによる世界平和運動について紙が配られて説明されました。多くの人々に支持されての建立式は、明るい雰囲気に満ちていました。
(ミュンヘンオフィス)
この度、メキシコの世界遺産、サン・ミゲル・デ・アジェンデのロータリークラブがピースポールを建立し、WPPSスタッフが招待され、WPPCなどの平和活動を行いました。
同市の世界遺産は、要塞都市のコロニアル建築の歴史的建物が立ち並び、美しい景観が対象です。(18世紀のバロック建築から新古典主義建築へと移行する時期のヨーロッパとラテンアメリカの文化交流の結晶)
8月2日に地元のサン・フアレス公園にて建立式を行いました。地元ロータリークラブのメンバーで、英語を話すトム・スナイダー氏が建立プロジェクトを推進されてきました。ファンドレイジングと、世界遺産への建立の許可をとるために、準備期間に2年間を要したそうです。高さ3メートルの立派な石製のピースポールです。
4面は、英語、スペイン語、先住民のオトミ族、ナフアツル族の言語で書かれ、足元には手話の絵で描かれたピースメッセージが金属製のプレートに描かれています。建立式では、両族の代表がスピ―チしました。またロータリークラブの代表も挨拶し、ロータリーメンバーの資金協力に感謝しました。
建立式の後、WPPSのエグゼクティブ・ディレクターのフミ・ジョーンズさんとメキシコのピースレップのパトリシア・アン・タリーさんがフラッグセレモニーをリードしました。子どもたち、若者たちが旗手を務めてたいへん盛り上がりました。
その後町の中心部にある中央庭園までピースウォークを行いました。終点は有名なラ・パロッキア・デ・サン・ミゲル・アルクアンヘル教会で、同市の管区の中心教会です。またロータリーメンバーの中から、カトリック、ユダヤ教、イスラム教の代表者が挨拶をしました。
この機会に多くの平和の種が植えられ、メキシコの各ロータリークラブにもピースポール建立が呼びかけられました。中米からピースポールを通じて平和意識が大きく広まる契機となりました。
インスタグラムにユニークピースポール
カテゴリー:ピースポール
この度、人気の写真サイト、インスタグラムのWPPS_Japanのアカウントにユニークピースポールの写真をアップすることに致しました。みなさまも通常型でないユニークな形のピースポールの制作に挑戦された際は、写真をとってぜひアップしてください。ハッシュタグは#uniquepeacepoleです。
https://www.instagram.com/wpps_japan/
2017年度ピースパル国際アートコンテスト 募集延長
カテゴリー:ピースパル
2017年度ピースパル国際アートコンテストは、募集期間を7月31日(月)まで延長しました。
ハガキサイズ(12x17cm)の用紙に手軽にかけるので、ぜひご応募ください!
詳細は下記をご覧ください。
子どもたちの中に平和の心を育て、地球意識を育むWPPSのプロジェクト、ピースパルでは、平和の心をアートで表現する「国際アートコンテスト」を開催しています。(対象年齢:5-16歳)
テーマ:「みんなの自然 ~地球を愛そう!~」
あなたの自然や地球への愛を表現してください。
今年のテーマは、IUCN(国際自然保護連合)の自然への愛を啓発する世界的なムーブメント"Nature For All"
(すべての生きもののための自然を大切に)に賛同するものです。
<応募締切> 2017年7月31日(月)消印有効
その他の詳細はチラシをごらんください。
更新版第20回-2017年度ピースパル 国際アートコンテストの参加募集.pdf
たくさんのご応募をお待ちしています。
なお、今年の結果発表は、9月21日ではなく11月21日に、ジュネーブのIUCN(国際自然保護連合)の施設にて行われる予定です。合わせて延期をお伝えします。
南北アメリカ縦断・ピースポールルート計画
カテゴリー:ピースポール
(写真はエスキナ市)
WPPSニューヨークオフィスからの報告です。
北米から南米までの都市をピースポール建立で結ぶ構想が立ち上がり、最初の6本のピースポールがアルゼンチンに建立されました。
これは、2016年9月のワールドピースフォーラムの会期中にブラジルのフロリアナポリスの市長にピースポールを贈呈した時に、同席されていたアルゼンチン、コリエンテス州の州知事が非常に感銘を受けられ、同席していた関係者が相談してできたものが、南北アメリカを結ぶピースポールルート構想です。
フォーラムに参加していたコリエンテス州の6都市の市長の代理が、それぞれの市長に働きかけ、この「カミーノ・インター・アメリカーノ・デ・パス(南北アメリカを結ぶ平和ルート)」構想の実現に賛同を得ました。この構想実現のための初期の建立式にWPPSスタッフ2名がアルゼンチンに招かれました。
(図の星印が建立地)
2017年4月8日~12日にかけて、アルゼンチンのパラナ川沿いのエスキナ市、ゴヤ市、カロリナ市、ラバル市、サアンタルチア市、ベラ・ビスタ市の各地の市庁舎を順番に訪問し、各市長の歓迎を受け、市庁舎や公園、パラナ河沿いなどでピースポール建立式を行いました。
各地での建立式では、スピーチで、このピースポールハイウェイ構想の意義を強調し、平和な世界のビジョンを共有しました。各地で多くの人々が集まり、市長をはじめとするスピーチ、子どもたちのダンスや音楽の演奏、詩の朗読などが行われました。
この遠大な計画であるピースポール・ハイウェイが実を結び、南北アメリカの各都市がピースポールで結ばれる日を楽しみにしています。
(写真はゴヤ市)
(写真はラヴァル市)
(写真はサンタ・ルチア市)
(写真はベラ・ヴィスタ市)
(写真はカロリナ市)
第19回アラントン・ワールド・ピース・フェスティバル報告
カテゴリー:ピースセレモニー
今年もスコットランドのWPPSアラントンオフィスでは、年次行事のワールド・ピース・フェスティバルを開催しました。
およそ400人の人々が地元と世界各地から集まり、平和を喜ぶ楽しい雰囲気に満ち溢れていました。今年のフェスティバルのテーマは、「私達のコミュニティの多様性の受け入れ」で、私たちは多くの地元の団体を招いて、活動を参加者に共有してもらいました。難民を助ける会、自閉症を助ける会、ピースメーカークラブ、LGBT(性的少数者)の若者の会などのグループです。
ブースでは、富士宣言、ソウル・オブ・ウィメン、アラントンの1年間、学校向け教育プログラムなどの展示を行いました。
プログラムは、始めに、WPPSディレクターのキャロライン内間が、今年のテーマである私達のコミュニティの中の多様性の受け入れについて、富士宣言で謳われているように地球全体のいのちの一体感の中で多様性を受け入れていくことが大切で、世界各地で難民問題、失業問題、LGBTへの差別問題などの社会問題は現代社会の平和の大切な要素なので、もっと大きな愛の心で、私たちが互いに協力して受け入れ合っていくことが大切であるとスピーチしました。
フラッグセレモニーでは、多様性の受け入れを意識しつつ、大陸別にBGMを変えつつ各国に平和の祈りを捧げました。最後に全員で国旗を掲げながらピース・ヘンジを一周して、「私達の家庭とコミュニティが平和でありますように」と祈って、大きな拍手と歓声で終わりました。またピースポールが当たる宝くじの抽選会を行って盛り上がりました。