みなさんから寄せられた平和自主活動報告

平和活動報告書のコーナーでは、
みなさまからいただいた活動報告を、どんどんご紹介していきたいと思います!
みなさまの活動報告をお待ちしておりまーす!
報告はこちらから

Sep

28

ナイジェリアで国際平和デー

カテゴリー:その他

2021年9月21日(火)、MPPOEピースレップのモジマ・エトクド主催で、ナイジェリアでの国連国際平和デー記念式典が開催されました。会場は、ポートハーコート市のエメラルド・ホテルです。

今年の国連平和祈念式典は、ナイジェリア、エジプト、米国ミシシッピ州から参加者が集まり、大きな広がりを見せました。特に、キリスト教とイスラム教の指導者たちが、ナイジェリア、アフリカ、そして世界全体の平和のために一堂に会しました。

VIPゲストによる公式スピーチが行われ、より良いナイジェリア社会のために、キリスト教徒とモスレムの両方が愛を持って生きることを求めました。キリスト教とイスラム教の聖職者たちは、ナイジェリア、アフリカ、そして世界全体の平和、そしてCovid19の蔓延の治癒と抑制を神に祈願しました。

イベントのハイライトはコミュニティリーダー、平和活動家、宗教指導者、NGOの代表ら32人に、ピースアンバサダー賞として卓上ピースポールを授与し、コミュニティでの平和のための活動を促進することを奨励したことです。

ナイジェリアの2021年IDP運営委員会は素晴らしい仕事をしてくださり、2021年IDPは、国内外のテレビ、ラジオ、新聞、ソーシャル・メディア・プラットフォームなどで幅広く報道されました。

ナイジェリアに平和が訪れますように
世界人類が平和でありますように

モジマ・エトクド

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写真左は、ラジオ局にて。右はニュース報道された様子。

AUTHOR:WPPS日本オフィススタッフDATE:2021.09.28 09:26

Sep

27

ポーランドで国際平和デー

カテゴリー:その他


2015年から毎年、ワルシャワで国際平和デーをワルシャワ・モコトウ市長室やその他多くの団体と共同で開催しています。

今年も、日本庭園が併設された市内の公園の平和の鐘とピースポールの近くに集まりました。セレモニーには、宮島昭男在ポーランド駐日大使、ワルシャワ市モコトフ地区市長と3人の副市長、ポーランド国連協会会長、ワルシャワ国連情報センター所長が参加しました。多くの市民や学校の生徒たちもお集り下さいました。

公式スピーチの後、ポーランド裏千家協会のメンバーが平和のために一服を奉納し、その後、ポーランド弓道協会のメンバーが浄めの儀式を行いました。

最後に参加者全員で平和の鐘を鳴らし、裏千家協が用意してくださったお茶をいただきました。

HEIWA財団

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AUTHOR:WPPS日本オフィススタッフDATE:2021.09.27 16:47

Sep

22

岡山でピースパレード

カテゴリー:その他

9月21日の「国際平和デー」に合わせ毎年石山公園でピースフェスティバルを開いていますが、今年は(新型コロナウイルス感染症)岡山県まん延防止等重点措置の適用中であるため、ピースコンサートは無しで、ピースパレードのみとなりました。

9月19日(日)、平和の響きを岡山から世界へ届けるピースパレードは清々しい快晴の青空の下、午後1時半に石山公園をスタートし、清水ゆきさんの平和の歌をスピーカーで流しながら世界に平和を発信しました。参加者にとって迎えたフィナーレはとても感動的でした。参加者の皆様、応援の皆様、ご協力ありがとうございました!
(平和の樹)

AUTHOR:WPPS日本オフィススタッフDATE:2021.09.22 17:22

Sep

22

平和祭りでフラッグセレモニー

カテゴリー:ピースセレモニー


9月19日、国際平和デーにちなんで、日本発の和服を平和の文化として広める平和祭りが日本全国、世界45カ所で行われる中、ピースメーカーの仲間である飯村和子さんのネットワークで、ワールドピースフラッグセレモニーがアートギャラリー、Synchro Art 銀座店で行われました。

グランドアンバサダーには、世界的なインド古典舞踊オディッセーのインド政府公認ダンサーである小野雅子さんをお迎えし、世界中のファンの方の注目を集めました。この他にもアルコールインクアーティストの松川愛さんが、ちりめん素材とコラボレートした着物ドレスでご参加、龍神画家の國分夢志さん、花の刺繍画家の植木紅匠代表の本間万紀子さんなど、多彩なゲストにご参加いただきました。(後ろの魅力あふれる大作の花の絵は松川愛さんの作品です)

配信、撮影、スライドには、松尾賢さんに多大なご協力をいただきました。本間さんには急遽にも関わらずボイスリーダーをお引き受けいただきました。国名は今回のフラッグセレモニーの発起人の飯村和子さんです。

この模様は、May Peace Prevail On Earth International とSINE Networkの協力で世界250以上の団体のFacebookで中継されました。また国際平和デーを推進する国連NGOグループである11 Days of Global Unityでも取り上げられる予定です。

会場に使わせていただいたSynchro Art銀座店では、アートの力で人生にシンクロニシティを起こすユニークな活動を行われています。おやつの持ついやし、休息のパワーで平和な世界を目指す国際おやつフェスティバルを故マイケルジャクソンの誕生日の8月29日に開催しています。

平和祭りとSINE Networkで流れた映像はこちら
https://www.facebook.com/groups/493281461670327/permalink/627419364923202/

最初からの録画と音声を改善したビデオ
https://youtu.be/QOZfHhtlKec

平和祭りについて
https://peraichi.com/landing_pages/view/yh8qk/

AUTHOR:WPPS日本オフィススタッフDATE:2021.09.22 16:43

Sep

09

第29回広島ワールド・ピース・フラッグ・セレモニー

カテゴリー:ピースセレモニー

今年も8月6日、広島ワールドピースフラッグセレモニー(WPFC)を執り行いました。
第一部が、NYオフィス中心のプログラム、第二部が広島WPFC中心のオンラインプログラムでした。(オンラインの番組としては「Hiroshima Nagasaki 76」という題でした。)


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第1部「心の癒やし」
最初にMay Peace Prevail on Earthのエグゼクティブ・ディレクターのフミ・ジョーンズさんから、この祈りによる平和運動の創始者、五井昌久氏のご紹介があり、この平和運動を始めるに至った契機の一つとして、広島・長崎への原爆投下の後、日本は世界に平和を広める使命があると言われたこと、また五井氏の夫人は広島の出身であったことなど、この祈りによる世界平和運動に携わる人々にとって広島・長崎のWPPCが特別なものであることが話されました。

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◆開会の祈りは、ネイティブアメリカンの長老、フィル レーン ジュニアさんが、アメリカ人の同胞を代表して、広島長崎への原爆投下を心からお詫びされ、私たちは愛と共感を以てこの先の幾多の問題を解決できるのですと語り、平和の祈りを捧げられました。
続いて地元広島のNPOピースカルチャービレッジが、オンラインで提供している広島の過去の日常生活や原爆ドームの内部が見られる拡張現実(AR)などの活動紹介ビデオを見せてくださいました。


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◆被爆者の声として、被爆一世の田中稔子さんが当時6歳で、クラスメイト全員と叔母が亡くなられ、自身も12歳から原爆後遺症で悩まされたこと、戦争が繰り返されないよう世界中に友人を作ってほしい、ICANなどの核兵器廃絶運動をしている仲間と協力していきましょうと呼びかけられました。
被爆二世のキャスリン・バーキンショーさんが、お母さまが広島で被爆後毎晩のように原爆の悪夢にうなされてきたこと、自身も11歳から原爆症に悩まされてきたことを語りました。
原爆の被害を受けてもなお、人を愛する力を失わなかったお母様の遺産として、お母様から聞いたお話を核兵器廃絶の力として絵本にして後世に伝えています。


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◆琴の演奏 小西美穂子さんが和琴で「故郷」を美しく演奏してくださいました。  

◆核兵器廃絶に尽力する若者の声

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ケカシャン・バス - インド (2016年の子ども平和賞受賞者、核兵器廃絶を目指す若者と女性を応援するGreen Hope 財団の創立者)は、戦後76年経った現在も在りうべからざる核兵器産業を厳しく批判し、世界の貧しい国の多くで治療が受けられずに亡くなっていく人々に核兵器を作るお金は振り向けられるべきだと主張しました。、彼女の団体は核廃絶運動以外にも、シリア、インド、ネパール、バングラデシュ、タイ、エクアドル、スリナムなどでも支援活動を行ってます。私たちはすべての人々が安心して暮らせる社会を共に作り出しましょうと結びました。

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リノール・ヤニ - バルカン Pathways to Peace UN代表 バルカン地域およびアルバニアの核兵器廃絶運動家、国連広報局の若者委員会委員。核兵器の恐怖でアルバニアには17万の核シェルターがあります。核兵器禁止条約(TPNW)2021年1月に有効になり、Pathways to Peaceも100カ国以上の660の賛同団体に名を連ねています。3月にはTPNWの普及をテーマにアルバニア国内で大規模な市民社会と政府間での会議を開催しました。

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イリナ・クドリャショワ - チェルノブイリ ウクライナの学生。
チェルノブイリでは、1986年に原発事故が起きて、その影響は未だに残っています。原発事故が二度と起こらないよう祈らない日はありません。もし事故によって核ミサイル攻撃が始まり、核戦争が始まった場合、地球を18回破滅させるだけの力があります。若者を代表して多くの人々に核兵器の脅威をしっかり伝えたいと思います。

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楢崎桃花 広島外語専門学校の学生 広島市国際青年ボランティアとして長年活動し、最近Peace Culture Villageにも所属して平和公園でガイド活動を行う。
広島の若者の代表としてお話します。私たちは一発の原子爆弾の投下ですべてを失いました。現在被爆一世の平均年齢は83歳です。被爆の直接体験を伝えられる最後の世代です。先達がリードしてきた核兵器廃絶運動を受け継ぎ、これから語り継いでいくのは広島の若者達です。それには持続可能な平和運動を作らなければなりません。NPOピースカルチャービレッジでは10代から30代の若者が、広島を訪れる外国人や日本人に広島の歴史を伝えるボランティア活動やオンラインでも伝えられる活動を始めています。こうして新しい平和教育を形作っています。私達の目的は教えることではありません。多くの仲間を作り、友情を育むことです。この活動を通して、私は広島が持っている復興能力に気づき、自分には変える力がないと思っている人々を励まし、気づきを与えることができると思いました。今私は自分のやり方を確立し、広島市民と世界中の仲間に貢献することができるようになりました。私のように普通の若者が平和のために働いていることを、世界中の多くの人々、とりわけ若者に知ってもらいたいと思います。そしてインスタグラムを通じて友達になりましょう。世界中が友達になることで、平和な世界が作れると思います。みなさんも私と一緒に世界中に友達を作ってくれますか?

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◆先住民の長老の祈り パトリシア・アン・デイビス。ニューメキシコ州の先住民、ディネー族のメディスンマン(医師)であった父から癒しとプロセスに関する知識を継承。彼女は、私たちは偉大なる自然の調和の力と愛の力を借りて、また聖なる言葉を使って、癒し(ヒーリング)をすることについて語ってくれました。

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◆世界平和の炎(オレゴン州アッシュランド)-ビデオ デイビッド・ウィック&アイリーン・カイ
世界平和の炎は1999年、インドのガンジーメモリアルを始め、世界5大陸の7カ所から聖なる炎が英国のウェールズに集められ、合わさって作られました。2015年にはウェールズにワールドピースフレイム(世界平和の炎)の建築物が建設されました。世界平和の炎は国連の「平和の文化」のアクションプログラムの一つとして立ち上げられました。平和の文化は、コミュニティの人々の価値観、態度、伝統、行動、生き方で作られます。
アイリーンは平和の炎の考えに魅せられ、この炎をオレゴン州アッシュランドに持ち帰りました。アメリカ人と中国人の苦い歴史を和解に導きたかったのです。このモニュメントを作る平和運動は世界15カ所で展開されています。

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◆原子力の祈り(詩の朗読)-モニカ・ウィラード(URI)
核なき世界を求める声の会議の最初にいつも朗読されている詩をご紹介します。(意訳)
宇宙の創造者よ
始まりと終わりはあなたの手に委ねられています
そしてあなたは私達に惑星の運命が委ねられました
私たちは、創造の力と破壊の力を手に入れたことで、自分たちの意志を試されています
非常なる恐れと希望が毒された中で
私たちは核の力の使い方について、あなたの導きを請いたいと思います
地球を覆う原子力の深い闇を除き、あなたの光によって地球上の生命がいっそう栄えるよう、私達をお助け下さい
あなたの存在を待ち、あなたが意図した平和な世界を獲得できるよう努力する者たちに祝福をお与え下さい
すべての聖なる名前の下に 
すべての希望の下に
アーメン

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◆歌: Let There be Peace On Earth Dr. マーティ・ケイシーが、英語と日本語でゴスペル風に素敵に歌ってくださいました。


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第2部「国々を癒す」
第2部のフラッグセレモニーは、新型コロナウイルスのパンデミック下であり、オンラインで行いました。各国の国旗の写真の表示は、過去の広島WPFCの写真を使いました。

◆第29回広島ワールドピースフラッグセレモニー

仲道恵子さんの英語の司会で始まりました。原爆ドーム前の様子も中継されました。(行き交う人も疎ら)ピースサークルアート、ピースドール、ピースパルアートコンテストも紹介されました。

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◆オープニング
広島WPFCからのビデオメッセージ(冨永昌平)が英語字幕付きで、上映されました。
「広島の原爆で20万人以上が亡くなったにも関わらず、いまだに1万発以上の核兵器が地球上に存在しています。敵対し合うことやテロで、毎日多くの人が傷つき、亡くなっています。
私たちは28年以上、毎年8月6日の原爆の日に世界各国の平和を祈るフラッグセレモニーを行ってきました。それは恒久平和のシンボルである原爆ドームの前です。新型コロナウイルスの影響で去年も今年も現地開催することはできませんでしたが、オンラインで私達の祈りを世界に届けます。」(一部抜粋)

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◆8時15分の原爆投下時刻の全員黙祷
グローバル・サイレント・ミニットという団体の代表のドット・メイバーさんが、世界中の仲間を巻き込み、リードする形で、平和の鐘を合図に行われました。

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◆広島市民のメッセージ:山形峰子さんのお話
広島WPFCのメンバーであり、被爆者の山形峰子さんが2歳半の時に体験された被爆当時の様子をお話下さいました。「多くの方が亡くなり、生き残った自分はいつかみんなの役に立つ日が来るといいと願っていたところ、世界各国の平和を祈るセレモニーが始まり、これがやりたかったのだという思いが突き上げてきて、以来毎日世界各国の平和を祈っています。」(一部抜粋)

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◆広島市長 松井一実氏のメッセージ(一部抜粋) 
「原爆により多くの市民の命が奪われた私たちは、こうした思いを二度と誰にも味わせてはならないと被爆者の切なる願いを元に、核兵器のない世界恒久平和実現を訴え続けています。にも拘わらず大国の自国第一主義は、私達の声を翻弄するかの如く振舞っています。人類を脅かす新型コロナウイルスのパンデミックに際しても自国第一主義が行われていますが、世界は連帯し、新型コロナウイルスの脅威に立ち向かっています。このことは、世界中の人々が共通の理念の下に連帯し、核兵器廃絶することができることを示しているのではないでしょうか。
皆様が今年も人種、民族、宗教の違いを乗り越え、世界各国の平和を祈るセレモニーを行われることに対し、賛同と敬意を表します。
私もまた核兵器廃絶のための平和市長会議の仲間8000人と共に尽力して参ります。
第29回広島ワールドピースフラッグセレモニーのご成功を心よりお祈り申し上げます。」

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◆ホノルル市長 リック・ブランジャルディ氏のメッセージ(抄訳)
第29回広島ワールドピースフラッグセレモニーにご参加の皆様に心から親愛の情を送ります。 このイベントで、人々は世界平和のメッセージの下に集い、心を一つに合わせて連帯します。また失われた尊い生命に思いを寄せ、お互いの違いを乗り越えて、調和して生きること考える機会になります。ホノルルの人を代表して、セレモニーの開催にお祝い申し上げると共に、世界に平和のメッセージを広めるためにご尽力されていることに深く感謝いたします。

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◆MPPOEインターナショナル副理事長 西園寺里香氏のメッセージ
「みなさま、こんにちは。西園寺里香です。今年もまた忘れてはならない日がやってきました。世界中にはあらゆる国があり、それぞれに忘れられない記念日というものがあります。でも76年前の今日という広島への原爆投下は、国を超え、人種を超え、すべての人々が忘れてはならない日であると思うのです。すべての人がここに祈りを捧げ、この日から学び、この日から新たな平和な未来を創造していくべき、そんな日であると思うのです。今東京ではオリンピックが行われています。オリンピック委員会会長のバッハ氏は、広島市の平和公園を訪れ、「すべての人類はここに来るべきだ。自分も被爆者と共に平和の大使として平和の祈りを捧げ続けたいと述べたそうです。76年前の8月に原爆が広島と長崎に落とされたことは悲劇中の悲劇であります。多くの生命が失われ、大自然が破壊されました。しかしその悲劇はこの地に平和の祈りの響きをもたらしました。今ではこの場所は平和と調和を象徴する場所となり、愛と赦しの祈りが響く場所となりました。その場所を訪れた人は、自ずと平和の心に目覚め、平和の大使として生きることを決意するのだと思います。そのような気づき場へと変容させたのは、一人一人の平和に対する強い思いと祈りであったと思います。広島と長崎で起きた悲劇を活かしていくのは、私達一人一人の選択であり、責任であると思います。今日はそれぞれの場所で多くの祈りが響きあう、心を一つに平和を祈りあえることをの有難く思っています。物質が私達を豊かにしれくれるのではなく、私達一人一人の意識が豊かさを創造していくのだと思います。毎年原爆投下の時間に合わせ、世界平和に意識を一つにして祈りを捧げられる豊かないのちの喜びを感じています。そのような場を作ってくださっている皆様方に心より感謝申し上げます。世界人類が平和でありますように」

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◆ワールド ピース フラッグ セレモニー
大陸別に行い、アジアから始めました。映像は過去のWPPCで撮影されたものから写真を選んで使いました。国名の読み上げとヴォイスリーダーを仲道恵子さんと大谷美晴さんが英語の掛け合いで行いました。最後はアフリカのシンバブエと先住民の国々、その他のすべての地域、広島と長崎、日本の平和を祈り、May Peace Prevail on Earthを三回唱えて、黙祷で終わりました。

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◆歌:Soul AUM ~平和の祈りから
歌手のクリスティン・ホフマンさんがSoul AUM ~平和の祈り~ の曲を即興の美しい声でお届けくださいました。May Peace Prevail on Earthが幾度となく歌われました。

(時間を延長して第一部でできなかったプログラムを行いました)

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◆ワールド・ピース・ブリージング
シカゴピーススクールのジェニファー・キムさんは、同校が提唱する世界平和呼吸(ワールド・ピース・ブリージング)のやり方をご紹介下さいました。吸うときに「ワールド」吐く時に「ピース」とイメージするものです。世界を吸って、平和にして返すというワクワクするものです。

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◆フラッグス・オブ・ワンファミリー(地球大家族の旗)のビデオ リンダ・デ・ハート
リボン状の旗の多くの色は、人類家族の多様性と一体性と協力を象徴しています。ゲイリー・マルコンさんの音楽と、スーザン・マクラムさんの詩の朗読がビデオに流れます。

ビデオのメッセージ: 私達の違い、ユニークさ、その美しさを認め、ありのままの自分自身であること、私たちが本来何者であるか、人類が放つ美しい輝きを思い出しましょう。私達は本当に多様です。お互いに知り合い、同じ時を過ごし、学び合い、心を開き、認め合うことで、その多様性の豊かさの中に、人類の一体性を見るでしょう。
私たちは人類で、ユニーク。私たちは一つです。
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広島WPFCメンバーズ

AUTHOR:WPPS日本オフィススタッフDATE:2021.09.09 17:35

Aug

12

第22回長崎WPPCの報告

カテゴリー:ピースセレモニー

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第22回長崎WPPCは大成功に終わりました!皆様、応援ありがとうございました。
台風が予報より1日ずれたことが幸いで心地いい風が吹き、日射しも弱く、体力も奪われることなく、行えました。
永田さんが挨拶のなかで、1ヶ国1ヶ国を大事に祈るWPPCにしましょうと言ってくださり、まさにその通りになりました。
飛び入り参加をお願いするのはやめようと思っていましたが、ミャンマーの方が飛び入りしてくださり、とても嬉しそうでした。
国内情勢が厳しいミャンマーですから、良かったなと思いました。

長崎WPPC実行委員会

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AUTHOR:WPPS日本オフィススタッフDATE:2021.08.12 06:56

Aug

09

第6回サムハラ神社WPPCの報告

カテゴリー:ピースセレモニー

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今年も8月7日に第6回サムハラ神社WPPCをオンラインで開催いたしました。
昨年からはコロナの影響のため、オンラインでの開催となっています。今回は130名を超える方々にご参加いただきました。
海外、また遠方からご参加くださる方々の数も増えてまいりました。とてもありがたいことだと思っています。

大阪の荻野宮司様のビデオによる開会のご挨拶をいただき、毎年、ご参加いただいている上村ご夫妻による雅楽「陪臚(ばいろ)」という曲を龍笛と笙で演奏していただきました。
この曲は約1300年前に、聖武天皇が世の平和を願って建てられた奈良の大仏の開眼式で初演された曲として有名な曲だそうです。(『陪臚』とは、古代インドの『ヴァイローチャナ』の漢字表記で『大仏』という意味)

メインプログラムのフラッグセレモニーは11の地域をその地域にご縁の深い方々に担当していただき(アメリカ、ロシア、タイ、インド、アルゼンチンなどの5名の方々)
その国々の人々や自然が生き生きと平和に生きている姿をイメージしながら、一国づつ国名を英語で唱え、また各国の「平和」をあらわす言葉を現地語で唱えながら進めて参りました。
将来を担う若い人たちからの平和のメッセージ(アメリカ人のギャリーさん、イギリス人のハリエットさん)からのメッセージをシェアさせていただきました。
フラッグセレモニーを担当してくださった方々の中で、ブラーマクマリスのラリタさんのリードによる平和の瞑想の時間を皆さんと共有し閉会しました。

May Peace Prevail On Earth

K. Z.

AUTHOR:WPPS日本オフィススタッフDATE:2021.08.09 19:39

Mar

19

フィリピンでの平和活動 マリオ・フンゴさんの思い出

カテゴリー:ピースポール

2020年の11月22日の五井昌久氏のお誕生日に初めて開催されましたグローバルピースポールデーにオンラインで参加した時、フィリピン人のピースレップであるマリオさんの事を思い出しました。彼は30年以上、世界平和活動に貢献し、多くのピースポールを建立し、昨年3月22日に亡くなりました。彼が生きていたら、どんなにこの日を喜び胸張って参加できただろう!と思いました。マリオさんと20年以上交流し、ソウルメイトとして友情を育んできた一人として彼との活動に感謝を込めて、ご報告させて頂きたい気持ちが沸き上がりました。

マリオさんは兎に角ピースポールが大好きでした。私が知るだけで、フィリピン全土70本以上の建立を手助けし、その内45本を日本から送らせて頂きました。私自身も5回現地を訪れ、多くの皆さんと共にピースポール建立やピースセレモニーを行いました。

特に印象に残ったピースポール建立は バタンガス県のバウアン地区で行われた 戦争慰霊祭の時でした。 第二次大戦終盤に日本軍がフィリピンの民間人に行った大虐殺の記事が英文で自宅に送られてきました。私は初めて、マニラだけで10万人以上が殺され、バウアンでも教会に居た何百人もの市民の命が奪われた事実を知り、胸が痛みました。そして 緊張の中、一人でフィリピンへと旅立ちました。

マリオさんは平和を通して多くの人々とのネットワークを築いていてこのピースポールは戦争の痛みを超えてフィリピンと日本の友好を願うNPOからの要請でした。 村民300人以上が参加してミサが行われ、その後、鎮魂の祈りの式典があり、ピースポールを建立し、スピーチをしました。平和への強い決意と鎮魂の役目を持ってのピースポール建立は本当に深い意味がありました。写真を現像しましたら、多くのオーブやマンダラ(に見えるもの)が空中に映っていました。今も慰霊祭が毎年開かれ、平和のシンポルとしてのピースポールは働いてくれています。

カトリック系の教会の敷地には 日本軍がフィリピンに残し、不発処理された爆弾の上にピースポールが建立されました。「戦争から学び平和を守っていこう!」というメッセージを込めて学生たちが祝福のダンスを披露してくれ、最後に手を繋いで平和の歌を合唱しました。マリオさんは、キリスト教、イスラム教、仏教 バハイ教など、異なる宗教を信じる友人達と交流し、 違いを超えて人々が平和意識で一つになれる機会を持ち、若者たちを育てていました。 踊りや歌が加わり、平和を表現する人々の寛容さや明るさを私はいつも素晴らしいと感じていました。

腎臓専門病院でも高校や大学でも、マリオさんのネットワークが発揮されて、ピースポールの建立をしました。そこでは 毎年、国連のピースデーに合わせて、ピースセレモニーやピースウォークを行っていました。マリオさん亡き後も、人々が引き継いでくれることを願います。

ピースレップとして、マリオさんはいつも活動的でした。実践的で、例えば植樹という形で植物や大地への感謝も行っていました。私も子供たちと一緒に、木を植えたり、ハイキングをしたりする中で、マリオさんと共に大自然の大切さを伝えました。自然農法を実践するシスターと一緒に行ったピースポール建立もマリオさんの交流の賜物で、感謝されました。

「継続は力なり、宝なり!」 フィリピン全土で、May Peace Prevail on Earth の平和メッセージを普及し、多くの人々、特に、若者たちに平和を祈り実践する大切さの種まきをし続けてきたマリオさんに心より感謝が湧いてきます。人なつこくて温かくて沢山の人々を励まし 助け 愛し、沢山の人々からも 励まされ 助けられ、愛された人生の様に思います。

マリオさんが入院した昨年の3月には フィリピンでもすでにコロナの影響がでていました。その中で、マリオさんを父の様に慕い尊敬していました 姪のノルマさんが、中心となり看病をし続けましたが、22日、旅立っていかれました。そして 彼女は5月3日に第4子となる男の子を無事に出産しました。彼の名前は Shinjiro Mario と言います。マリオさんの生まれ代わりのようです。私がノルマさんに初めて会った時は、まだ大学生でした。そして今は四人のママです。マリオさんが「宜しく頼むよ!」と私に伝えているように思われ、ノルマさんを励まし、交流を続けています。May peace be in the Philippines, May Peace Prevail on Earth. マリオさん!天国から応援ありがとうございます。

UT

マリオさんが建立活動をしたピースポール52本のリストと地図(1992-2007)(地図のオレンジの位置がピースポールが建立されたおよその位置)
Peace Pole in Philippines1992-2007.pdf

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AUTHOR:WPPS日本オフィススタッフDATE:2021.03.19 16:37

Dec

23

東京大神宮でピースポールメンテナンス

カテゴリー:その他


12月13日に有志メンバー6人で集まり、東京千代田区富士見にある東京大神宮に願い出て、
ピースポールのメンテナンスを行いました。

おそらく40年ほど前に建てられたと思われる金属製の立派なピースポールでしたが、
一面のプレートは、はがれていたので、ピースポールメーカーの富士平和工芸さんに相談して、
直接金属に貼り付けられる接着剤を使いました。金属用の接着剤なので、必ず晴れた日に
行ってくださいとのことでしたが、見事晴天に恵まれてよかったです。

今回は従来の日本語2面と英語2面を、日本語・英語・中国語・ハングル語の4面に
リニューアル致しました。

貼り終わったところ、わざわざ宮司さんが見に来てくださり、「これはきれいになりましたね。
たいへんよかったです」と言っていただきました。(OY)


AUTHOR:WPPS日本オフィススタッフDATE:2020.12.23 12:54

Nov

27

対馬でピースポール・メンテナンス

カテゴリー:その他

11月1日(日)より4日(水)まで、対馬におよそ35年前に建てられたピースポール7本のメンテナンスを、地元の方々の協力を得て行ってきました。

昨年の台風とコロナの影響で、対馬のメンテナンス計画は2度延期。本来ならば予定されていた参加メンバー10名全員にお声を掛けるところでしたが、コロナ禍でもあり、今回は大林2名と長崎の岩丸 茂さん、対馬出身で福岡在住の北村さんで行いました。

今から36年前、Iさんは対馬で漁協の仕事で赴任しておられ、神社等に交渉して、12本のピースポールを建立されました。当時は東京、佐賀、そしてIさんを含めた長崎の会員さん3名で行なったものです。記録では、昭和59年3月、8月、昭和61年8月に建立しています。

現在では殆ど文字も消え、12本中、実際に残っていたのは7本でした。これらは基礎にコンクリートが施してあり、しっかりしていました。今回は国境ということもあり、ハングル語・中国語・英語・日本語の4面にメンテナンス用のステッカーを貼って修復しました。
峰町木坂の海神神社(木坂神社)、島大国魂神社、霹靂神社、和多都美神社、志二岐神社、厳原町豆酘の多久頭魂神社、厳原町浅藻の多久頭魂神社の各ピースポールです。

対馬の全島民3万人のところに、年間約30万人が韓国の釜山より船で50Kmのところにやってきます。山海珍味は豊富で素晴らしいことを除き、それほど観光地とも思えぬので、韓国の国策とも感じられます。
韓国には、古代よりつづくアジア大陸との交易の歴史を通じて、恨(ハン)の文化があり、その思想がうごめいている感じも致します。
仏陀の言葉「恨みに報ゆるに徳を以てす」とありますが、ピースポールはまさにこの役割を担っているものと思います。 
(S.I, Y.O & M.O)

注:恨(ハン)は、朝鮮文化においての思考様式の一つで、感情的なしこりや、痛恨、悲哀、無常観をさす朝鮮語の概念。朝鮮における、文化、思想において全ての根幹となっている。 (wikipediaより)

AUTHOR:WPPS日本オフィススタッフDATE:2020.11.27 17:55

twitterで、世界の平和を祈る
言葉をつぶやいてみませんか。

「世界人類が平和でありますように」という意味の各国の言葉を、twitterでつぶやいてみませんか?

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ご寄付のお願い MPPOE日本オフィスの活動は、皆様からの貴重な寄付によって支えられています。

平和活動グッズを取り扱うオンラインショップ Shop Peace to spread peace